岩波文学 隔月刊第12巻・第3号
5,6月号
2011 岩波書店


《特集》言語資源としての日本語
《座談会》言語資源としての日本語 矢田勉/清水康行/ジョン・ホイットマン/金水敏(司会)  2
金文京「言語資源としての漢字・漢文――日本と韓国の比較」
中村春作「訓読、あるいは書き下し文という〈翻訳〉」
齋藤文俊「漢文訓読の遺産」
矢田勉「表記体間の干渉と新表記体の創出――候文の成立に対する仮名文書の関与について」
岡田袈裟男「異言語接触と日本語のエクリチュール――近世から近代にいたる道」
清水康行「誰が言語を司るのか――幕末外交における正文と通訳をめぐって」
今野真二「明治期の日本語の揺動《あゆぎ》」
田中牧郎「近代漢語の定着――『太陽コーパス』に見る」
鈴木広光「開化の軋み――揺籃期の日本語タイポグラフィ」 154
朴鎭浩「文字生活史の観点から見た口訣」   169

【文学のひろば】川本皓嗣「いま、『源氏物語』と『雪国』の英訳をどう見るか」
【文学のひろば】内田樹「目標文化をもたない言語」
揖斐高「林鳳岡論 守成の憂鬱 」


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 09:56:20