isbn:4838602391:detail:small
2010.1.31
武蔵野書院
http://snob.s1.xrea.com/l/20100330.html



屋名池誠「奈良時代東国方言の音韻体系と防人歌の筆録者」
長沼英二「奈良時代の下層識字層のことばと平安時代語」―正倉院文書「請暇不参解」の「見治/看治」と「吾仏公」―
馬場治「元興寺縁起の宣命体について」
乾善彦「表記体の変換と和漢の混淆」
尾山慎「萬葉集所載地名表記における二合仮名」―非固有名詞表記との関係をめぐって―
池田幸恵「宣命体表記の変遷」―漢文助字「可」に注目して―
杉浦克己「『古語拾遺』本文と『日本書紀』の訓読」
高山倫明「濁音小考」―有声阻害音の意味―
肥爪周二「古典語の連濁」―二つの未解決問題―
青木博史「動詞重複構文の展開」
阿久澤忠「歌語「嘆き」の消長」
安部清哉「『篁物語』の井野葉子氏「『源氏物語』浮舟巻での引用」説補強ならびに祖形小考」
岡野幸夫「『我身にたどる姫君』の複合動詞語彙」
辛島美絵「「気色」と「仰(旨)」―古記録・古文書等に見る〈けしき〉の用法の展開―
田中牧郎「中古語情意形容詞「くちをし」の意味記述」―対象、誘因を表す語句の分析による―
中村一夫「陽明文庫本源氏物語の動詞」
西田隆政「源氏物語の地の文におけるケリ形の意味・機能」―ケリ形による「認識」の再検討―
藤井俊博「今昔物語集の「けり」のテクスト機能」―冒頭段落における文体的変異について―
藤原浩史「『枕草子』における概念形成」―副助詞「など」の運用―
山本秀人「改編本類聚名義抄における注音方式の再検討―傍仮名音注・声点の朱墨について―」
山本真吾「東大寺図書館蔵『七喩三平等十无上義』について―『東大寺諷誦文稿』との比較を通して―」
アルベリッツィ・ヴァレリオ・ルイジ「古典語文体の分析のための試案―和漢の混淆を中心に―  」
松本光隆「漢籍訓点資料における訓読語の位相と文体―複製資料に依拠した研究を巡って―」
小助川貞次「漢字字体から見た論語古写本の位置」
宇都宮啓吾「紙背聖教の訓点について―訓点資料研究の一視点―」
尹幸舜「日本の漢文訓読からみた韓国の漢文読法」
月本雅幸「訓点資料の基本的問題について」
原裕「再読字使用の問題―「未」の場合―」
柳原恵津子「『後二条師通記』冒頭三カ年分の「本記」と「別記」について」
田中雅和「藤原定家の著述資料における「侍」「候」について―『毎月抄』の違和感―」
堀畑正臣「『覚一本平家物語』に於ける「御(ご/おん/ぎょ/み)~あり」をめぐって」
青木毅「『水鏡』における漢語―その用語選択をめぐって―」
佐々木勇「鎌倉時代における漢字音の個人差―親鸞と恵信尼との比較―」
榎木久薫「連声と促音・撥音」
土井光祐「鎌倉時代聞書類における本文整定の一形態―明恵述・定真聞書「護身法事」をめぐって―」
矢田勉「書記特有表現としてのメモ体―非陳述的書記体の沿革―」
橋村勝明「中世真名軍記に於ける倒置記法「有之」について」
磯貝淳一「醍醐寺蔵『探要法花験記』における「也」の用字意識―出典との比較に見る漢文和化の問題―」
坂本清恵「ゆれる〈をのこ〉とゆれない〈おとこ〉」―『仮名文字遣』の諸本とアクセントの体系変化―
高山知明「四つ仮名混乱と前鼻子音衰退化との干渉」―個別言語史の視点の重要性―
蒋垂東「『南村輟耕録』所載「射字法」から見た『書史会要』の「いろは」音注」
佐藤貴裕「易林本『節用集』平井版研究の基本課題」
呉美寧「清原家における『中庸章句』の訓読について―東京大学国語研究室蔵兼右写・宣賢点『中庸章句』を中心に―」
加藤大鶴「『尾張国郡司百姓等解文』における字音声点」
小田勝「相互承接からみた中古語の時の助動詞」
伊藤雅光「通時態、継時態、そして構造通時態」

あとがき 編者 月本雅幸・藤井俊博・肥爪周二


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:07:10