古語辞典
大修館書店
大修館の古語辞典

林巨樹
安藤千鶴子
編集委員 江野沢淑子・北村弘明・瀬戸仁・新田治子

初版第一刷発行 二〇〇一年十一月二十日
初版第二刷発行 二〇〇二年四月一日

初版第一刷 二〇〇一年十一月二十日
初版第三刷 二〇〇三年四月一日

本文および囲み・図版での項目、18000余
事典および付録での項目、1000余

教科書・大学入試問題等に現れる頻度をもとに、現代語との意味の差などの要素を加えて、一〇〇〇余の最重要項目、四五〇〇余の重要項目を設定した。

はじめに 平成十三年十月 i-ii
この辞典の編集方針と特色 ⅲ-ⅶ
略号・記号一覧 ⅷ
古語ウォッチング一覧 ⅸ
 解釈の実態
 敬語の要点
 古典の背景
 文学とことば
 ことばの意味・由来
  情けは人のためならず
  おでん・ひもじい・むらさき 女房詞
  はしたなし・いときなし・せつなし
  けりがついたのだったっけ──古語の「けり」は今も生きている
  男ことば・女ことば
  京へ筑紫に板東さ──古文の中の方言
  「山」は比叡山、「祭り」は賀茂祭り
  ことばのルーツ──漢語・外来語・梵語
  「ぜんざい」「たくあん」と仏教──日本語に見る仏教由来語
  三羽烏・四天王・七福神──名数のこと
  一の下、兆の上の数の単位
  日本語の数詞
  紙衣一衣は夜の防ぎ──助数詞いろいろ
  言霊信仰
 ことばの仕組みと表記・発音
  いろはにほへと──いろは歌
  「ん」の発明──「む」と「ん」
  顔・かほ・かお・かを──仮名遣い今と昔
  すけ・あざり──仮名の音価
  「御」の読み方
  「大夫」はタイフ、タユウ、ダイブ?
  中はウチか、ナカか
  清むと濁るの違い
  古典のもとの形
  そば・しるこ──変体仮名
  ふたへにまきてくひにかくる──古典と句読点
  補助符号の変遷
  「しほ」といふ文字は、いづれの偏にか侍らん──古典と漢字
  春過而夏来良之──『万葉集』の表記
  馬声蜂音石花──万葉の戯訓
  天つ乙女、天の香具山 母音交替とは
  耳がよかった万葉人 上代特殊仮名遣いについて
  一音節語と現代語
  活用表はなぜ六段?
  ク活用形容詞とシク活用形容詞
  形容詞のカリ活用
  サ変動詞とは何か
主要助詞・助動詞一覧 ⅹ
本文 あ【足】〜んずらん 1-1024
事典(pp.1025-1082)のうち語学的なもの


東鑑体・吾妻鏡体
天地の詞
伊呂波歌
往来物
係り結び
仮名
カリ活用
擬古文
ク語法
訓点
五十音図
上代特殊仮名遣い
宣命書き
草子地
促音便
尊大表現
体言止め
濁音
てにをは
日葡辞書
撥音
半濁音
梵語
万葉仮名
拗音
歴史的仮名遣い
連語
連声
連濁
和漢混淆文
和訓栞
倭名類聚抄
ヲコト点・乎古止点

付録

現代語で引く古語類義語集 pp.1083-1094
解釈のポイント pp.1095-1097
主要品詞活用表
官位相当表
旧国名地図
主要出典略称一覧

最重要項目(1000)

ああ
あいぎゃう
あいぎゃうづく
あいす
あいなし
あが
あかし
あかす
あかず
あかつき
あかとき
あからさま
あからめ
あがる
あきらむ
あきる
あく
あぐ
あくがる
あざける
あさし
あさはか
あさまし
あざむく
あざやか
あし
あした
あそばす
あそび
あそぶ
あだ
あたはず
あたらし
あたらし
あたり
あたる
あぢきなし
あつ
あづかり
あづかる
あっぱれ
あて
あと
あな
あない
あなかしこ
あながち
あなかま
あなづる
あなや
あなり
あはす
あはれ
あはれ
あはれぶ
あひ
あひしらふ
あひみる
あふ
あへしらふ
あへず
あへて
あへなし
あま
あます
あまた
あまり
あまり
あまり
あめり
あやし
あやしむ
あやなし
あやまち
あやまつ
あやまる
あらがふ
あらなくに
あらぬ
あらは
あらはす
あらはる
あらぶ
あらまし
あらまし
あらます
あらまほし
あらまほし
あららか
あり
ありがたし
ありく
ありつく
あるじ
いう
いうげん
いうそく
いか
いかが
いかし
いかに
いかめし
いかる
いさ
いざ
いざなふ
いさむ
いそぎ
いそぐ
いたく
いだく
いたし
いだしたつ
いたす
いだす
いたづら
いたはし
いたむ
いたる
いちもん
いかう
いづかた
いつくし
いづこ
いつしか
いづれ
いでたつ
いでます
いと
いとど
いとなみ
いとなむ
いとほし
いとま
いどむ
にしへ
いぬ
いのち
いはけなし
いはふ
いひあはす
いひかはす
いひけつ
いひごと
いひしろふ
いひつく
いひなす
いふ
いふかひなし
いぶせし
いへ
いほり
いまいまし
いましむ
いましめ
います
いますがり
いまめかし
いみじ
いむ
いも
いやし
いりたつ
いる
いろ

うかがふ
うかぶ
うかる
うきよ
うく
うく
うけたまはる
うし
うしなふ
うしろ
うしろみる
うしろめたし
うす
うすし
うそぶく
うたた
うたて
うたてし
うち
うちあぐ
うちあふ
うちいだす
うちいづ
うちかへし
うちかへす
うちつけ
うつくし
うつし
うつす
うつつ
うつはもの
うづむ
うづもる
うつろふ
うとし
うとまし
うとむ
うひうひし
うへ
うまし
うもる
うらなし
うらむ
うるさし
うるはし
うれふ
うれへ

えん
えん
おいらか
おきつ
おきて
おきな
おく
おくる
おくる
おこす
おこす
おこたり
おこたる
おこなひ
おこなふ
おしたつ
おしなぶ
おす
おつ
おとしむ
おとづる
おとなし
おとなふ
おどろおどろし
おどろかす
おどろく
おに
おのが
おのづから
おのれ
おはさうず
おはします
おはす
おひいづ
おびたたし
おふ
おぼえ
おほかた
おほかた
おぼし
おほす
おほす
おぼす
おぼつかなし
おほとのごもる
おぼめく
おほやけ
おぼゆ
おぼろけ
おまへ
おもかげ
おもし
おもしろし
おもて
おもと
おもひ
おもひおく
おもひおこす
おもひかく
おもひはつ
おもひやる
おもひよる
おもひわぶ
おもふ
おもほしめす
おもむく
およぶ
おりゐる
おる
おろか
おろす
おろそか
(中略)
やうなり
やうやう
やがて
やさし
やすし
やすらか
やすらふ
やつす
やつる
やどし
やは
やぶる
やむ
やむ
やや
やる
やる

ゆかし
ゆかり
ゆきかふ
ゆく
ゆくへ
ゆくりなし
ゆふ
ゆめ
ゆゆし
ゆるす
ゆゑ
ゆゑなし

よし
よし
よしなし
よすが
よそ(なり)
よに
よのなか
よも
よる
よろこび
よろし
よわし

らうたし
れい

わかし
わかつ
わきまふ
わく
わざ
わざと
わたくし
わたす
わたり
わたり
わたる
わづらはし
わづらふ
わななく
わびし
わらは
わりなし
われ
わろし
ゐる
ゐる
ゐん
をかし
をこがまし
をさなし
をさまる
をさむ
をさをさ
をし
をしむ
をとこ
をのこ
をり
をり
をりふし
をんな


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 09:38:12