桜楓社 1989
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献辞
修辞と解釈――万葉集「峯文十遠仁」補説 / 春日和男 
依田学海の漢詩の推敲――「墨水別墅雑録」に見る / 今井源衛 
語頭の濁音、その存在と発音 / 柴田武 
日本語基本慣用句二〇〇句 / 宮地裕 
漢字仮名交り文の伝流 / 築島裕 
書陵部蔵大乗本生心地観経巻第八院政期角点 / 小林芳規 
国語の文の統一作用と連続性――鈴木朖『言語四種論』の原点に戻って / 島田昌彦 
組織と分類――あゆひ抄大旨による脚結の統一把握 / 川端善明 
京都府与謝郡伊根町新井方言の尊敬辞「ナサル」について / 室山敏昭 
明治文語研究の方法 / 岡本勲 
『東大寺諷誦文稿』の片仮名の体系――片仮名字体史序説として / 前田富祺 
真名伊勢物語の表記――ハ・ワ行に関する仮名遣の違例といわれるものについて / 遠藤邦基 
助動詞「ユ」「ラユ」と「ル」「ラル」との関係 / 柳田征司 
頂妙寺版法華経の改訓――法華経為字和訓考の一環として / 田島毓堂 
日本漢字音成立の指摘背景――間歇と連続を繞って / 沼本克明 
上代における呉音と漢音 / 湯沢質幸 
和歌山県中部における動詞二段活用形の動態――コミュニティ差・性差 / 真田信治 
中世的語彙形成の性格について――今昔物語集前後におけるツカルの語史を中心として / 伊原信一 
P音続考 / 木田章義 
方言における東西対立分布の史的傾向 / 小林隆 
あゆひ抄における「漢字」についての説 / 佐田智明 
薩摩美山に伝わった朝鮮語資料の一性格――『韓語訓蒙』の表記法をめぐって / 藤井茂利 
呼応にみる和漢の混淆――宇治拾遺物語について / 原栄一 
岡嶋冠山編「唐話纂要」本文覚え書き / 福田益和 
九州諸方言と萩市見島の方言アクセントをめぐる「系譜」再論 / 添田建治郎 
佐渡七太夫正本「さんせう太夫」の詞章の性格 / 柏原卓 
方言資料としての『出雲国産物名疏』 / 田籠博 
黄表紙に於ける表記法――一九自画作に於ける漢字 / 矢野準 
疑問詞による係り結びについて――『源氏物語』を資料として / 高瀬正一 
近世前期京阪語の命令形語尾「ヨ」「イ」について――古狂言本を中心に / 坂口至 
日本漢字音と台湾閩南語との関係――韻鏡の明・微母字の音価 / 陳子博 
「世にたぐひなしと見奉り給ひ」考 / 伊佐山潤子 
歌舞伎脚本における敬語辞――上方絵入狂言本を中心に / 山県浩 
吾妻鏡補の「国語解」の音注について / 高山倫明 
福岡のアクセント / 中村萬里 
国語資料としての仮名文書――鎌倉時代の二段活用の一段化例、ナ変の四段化例等をめぐって / 辛島美絵 
「まだ~ない」から「まだ~ていない」へ / 赤峯裕子 
漢語サ変動詞の自他性と態 / 江口泰生 
日中漢語の対比研究――逆順語を中心に / 張瓊玲 
亀齢軒斗遠の前半生――天保の風流 / 中野三敏 
撥音の後のパ行音――P音の発生と展開 / 迫野虔徳 
「ひぐれ」攷 / 今西祐一郎 
『指微韻鏡私抄略』の刊本――寛文九年刊『韻鏡秘伝抄』 / 岡島昭浩 
鹿児島二型アクセントにおける助詞・助動詞のアクセント / 木部暢子 
シラビームからモーラへ――鹿児島県出水市方言についての報告 / 崎村弘文 
ゴンザの翻訳方法 / 田尻英三 
『英和俗語辞典』の雅言 / 原口裕 
戦後台湾の日本語教育史における一考察 / 蔡茂豊 
原始日本語の一視角 / 辛容泰 
奥村三雄教授略歴 
奥村三雄教授著作目録 
後記 
執筆者一覧 


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:05:07