2006.3
汲古書院
小林芳規「「乃至」の訓読を通して観た漢文訓読史の一原理」 山内洋一郎「明文抄復元の全体像」 東辻保和「古代後期日本語の道と路」 柳田征司「有情物の存在を表す「アリ(アル)」と「ヲリ(オル)」「ヰル(イル)」」 来田隆「漢書読みと史記読み」 沼本克明「呉音直読資料に於ける四声点の加点の諸相」 三保忠夫「助数詞「はい(貝)」から「はい(盃)」「かひ(貝)」へ」 村田正英「漢字使用率から見た定家筆平仮名文における頻用の漢字」 金子彰「親鸞遺文の左注について」 松本光隆「広島大学角筆文献資料研究室蔵即身成仏義の訓点について」 原卓志「平安時代和文文学作品における「名詞+ら」について」 田中雅和「『草案集』所収「同(大師供)表白」翻字本文・訳文・註釈」 榎木久薫「漢語の連濁とアクセント変化」 山本秀人「図書寮本類聚名義抄における毛詩の和訓の引用について」 佐々木勇「鎌倉時代の日本漢音資料における濁声点加点について」 山本真吾「日光輪王寺蔵『諸事表白』に於ける漢字の用法について」 西村浩子「正岡子規と角筆文献」 柚木靖史「淑明女子大學校図書館蔵の韓国十九世紀の角筆文献」 欒竹民「漢語の意味変化について」 青木毅「平安時代における漢文翻訳語「ナキカナシム(泣悲)」について」 宇都宮啓吾「西教寺正教蔵の訓点資料について」 田村夏紀「観智院本『類聚名義抄』に複数記される漢字の記載内容の比較」 土居裕美子「<焦慮>を表す動詞語彙の展開」 岡野幸夫「平安鎌倉時代における「すべる(滑)」の意味用法」 連仲友「仏教説話における希望表現について」 橋村勝明「大村由己著『惟任退治記』に於ける表記差による本文異同について」 磯貝淳一「醍醐寺蔵探要法花験記と東大寺図書館蔵法華経伝記」 浅田健太朗「涅槃講式譜本における促音」 世羅恵巳「『源氏物語』における「うるさし」「むつかし」「わづらはし」」 森岡信幸「金沢文庫本群書治要鎌倉中期点経部の文末表現をめぐって」 尹幸舜「韓日の漢文読法に用いられた符号形態について」 金永旭「角筆の起源について」 李丞宰「湖巌本と石山寺本『花厳経』の比較研究」 南豊鉉「古代韓国における漢字・漢文の受容と借字表記法の発達」