『日本語史研究の課題』

日本語研究会
武蔵野書院

古代の音韻現象――字余りと母音脱落を中心に　　　　　　　　毛利正守…3
母音連続の融合と非融合――今後の課題 柳田征司…29
上代漢字文研究――「言」をめぐって 白藤禮幸…64
明治期落語速記の表記 野村雅昭…88
語形変化に関する一問題――アラタシ(新)からアタラシ(新)へ 山口佳紀
『捷解新語』における「オシラル」の変容 林義雄
読本に見られる和語語彙造出の方法――曲亭馬琴を中心にして　鈴木丹士郎
格機能の弛緩 北原保雄
擬音語・擬態語の変化 山口仲美
対馬方言書『日暮芥草」について 迫野虔徳
"黒猫"の言語文化史 前田富祺
日本語研究会の記録
あとがき

最新の20件