1998
汲古書院
isbn:4762934135:detail:small


西田直敏「敬語史研究の一構想――敬語コードの変遷という視角から」 3
沖森卓也「和文体の成立」 23
馬渕和夫「動詞の自他」 39
山口佳紀「古事記歌謡の古語性について」 63
水野清「記紀神武の歌謡「こき・しひ・ゑね。こき・たび・ゑね。」」 82
武井睦雄「古代日本語「マテ」とその語義群の相関」 104
稲岡耕二「人麻呂と時制(テンス)」 127
こまつひでお「寝ラえぬに・恋ふラく考――擬似四段活用未然形語尾ラの消長」 155
鈴木泰「助動詞からのぞかれるべき「けり」について」 176
山口明穂「平安時代の表現の機構」 195
川村大「事態の妥当性を述べるベシをめぐって」 208
白藤礼幸「平安時代初期の字音注について」 230
宮沢俊雅「倭名類聚抄と漢語抄類」 250
林四郎「春はあけぼの――構文要素の文章論的解釈」 270
近藤明日子「待遇表現における聞き手――『源氏物語』の心話と会話の比較から」 287
竹内美智子「源氏物語後編の文章構成――「浮舟の物語」を中心に」 306
小島聡子「「行く」と「来」――源氏物語における用法」 325
小山敦子「古典誤解の類型とその実例――源氏物語を中心に」 345
月本雅幸「東京大学文学部国語研究室所蔵の古訓点資料から」 369
築島裕「南海寄帰内法伝の訓説の伝流について」 384
峰岸明「漢語解義の諸方法」 405
柏谷嘉弘「日本漢語」 428
陳力衛「語構成から見る和製漢語の特質」 450
小林賢次「「ウゴク(動)」と「ハタラク(働)」――中世における意味変化を中心に」 471
安田尚道「ヒトヒ(1日)とフタヒ(2日)」 493
福島邦道「天草版平家物語とその周辺」 509
真下三郎「茶立て女の言葉――京都」 530
鈴木雅子「元禄期の未発表資料『宝の草子』について」 547
矢田勉「印刷時代における国語書記史の原理」 567
久保田篤「『金々先生栄花夢』の文字の用法について」 586
岡本準水「本居宣長書入本寛永版『古事記』の考察――別天神「天之常立神」の項」 606
石塚晴通「かなづかひおくのやまぢ攷――上代特殊仮名遣研究史上の一問題」 620
肥爪周二「近世末期音韻学者の江戸語母音観察――悉曇学・蘭語学・国学・韻鏡学の交渉」 634
古田東朔「コクゴ?クニコトバ?」 653
小松寿雄「キミとボク――江戸東京語における対使用を中心に」 667
松村明「オルコック『日本語日常会話篇』とその日本語」 686
斎藤文俊「明治期における『八十日間世界一周』の翻訳二種」 713
鈴木丹士郎「明治期漢語の品詞性と語形についての一考察」 728
坂梨隆三「「おられる」再考」 751
日野資純「両形並存の視点から見た方言と国語史――スルとヤル」 774
渡辺実「多義語の意義の位置づけ」 803
橘豊「語に対する価値意識の変化に関する調査」 826
西尾寅弥「身体感覚のオノマトペ表現について」 842
池上嘉彦「〈モノ〉と〈トコロ〉――その対立と反転」 864
尾上圭介「一語文の用法――“イマ・ココ”を離れない文の検討のために」 888
井島正博「組立モダリティ表現」 909
中野伸彦「確認要求の平叙文の「だろう」」 929
岡部嘉幸「ハズダの用法について」 947
鈴木英夫「現代日本語の終助詞――「な」を中心として」 961
尾方理恵「ト・バ・タラ・テハについて――非事態性後件の用法」 982
仁科明「「ので」の諸相――性格把握の前提として」 1001
柏谷直樹「「うなぎ文」について」 1022
宇野義方「はがきの表現の型」 1040
尾崎知光「言語過程説の生成」 1062
宮島達夫「わすれられた文法書『動詞教授資料』」 1088
古田恵美子「文法術語『ROOT』の指すもの――ロドリゲスからチェンバレンまで」 1112
奥津敬一郎「日朝対照不定指示詞論 その3――「Whか」とina,inka」 1127
まつもとひろたけ「諸鈍方言の動詞の非終止形おぼえがき」 1142
森雄一「「主体化」をめぐって」 1155
金水敏「いわゆる‘ムードの「タ」’について――状態性との関連から」 1171
藤井正「受給動詞について」 1180
水谷静夫「文法意味論ベンチマーク」 1196
野村雅昭「現代漢語の品詞性」 1213
屋名池誠「数詞のアクセント――現代東京方言のばあい」 1234
カイザー・シュテファン「Yokohama Dialect――日本語ベースのピジン」 1258
森岡健二「欧文訓読小史」 1281
近藤泰弘「平安時代の「をば」の構文的特徴について――『源氏物語』の用例を中心に」 1294
鈴木一彦「文の認定と文の長さ――平安初期から鎌倉初期まで」 1309
林史典「音韻資料としての円仁『在唐記』」 1326
金田一春彦「有坂音韻論私観」 1340


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 09:59:43