『現代作文講座 6 文字と表記』
明治書院
定価一五〇〇円
昭和52年4月20日 初版発行
林大/林四郎/森岡健二編
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表記の体系 樺島忠夫
一 表記の体系とは何か
二 日本語の文字体系
三 表記符号
四 表記要素
五 表記規則
六 文字体系の効率に関わる特性
七 表記体系の効率に関わる特性
八 文化的レベルにおける効率
日本語の文字 由良君美
――はじめに
一 漢字体系への同化
二 和製漢文の創造
三 平仮名・片仮名の成立
四 文字習得のプロセス
五 日本語の文字の特色
日本語の正書法 林大
一 法ということ
二 統一の約束
三 漢字とかな交じりの統一と能率
四 制限と目安
五 改革と教育
六 正書法の概観
漢字かなまじり文の問題点 松原純一
――はじめに
一 明治以後どのように問題になってきたか
二 戦後の国語施策と漢字かなまじり文
三 国語施策の問題点
四 国語審議会における国語施策の再検討
――おわりに
日本語と表音文字 早田輝洋
一 表意文字と表音文字
二 文字表記とはどういうものか
三 ローマ字による試み
四 仮名による試み
――おわりに
符号の働き 加藤彰彦
ーはじめに
一 句読点の歴史と用法
二 現代ジャーナリズムと符号
三 符号の用い方
――おわりに
縦書きと横書き 佐藤泰正
一 横書きの導入 公文書の横書き化を中心に
二 縦書き・横書きはどのように行われているか
三 読み易さ、見易さに関する実験的研究
四 書き易さ、経済性など
五 まとめと今後の問題
表記法の変遷 小林芳規
一 変遷の原理
二 未分化から分化へ――名称と符号の成立――
三 書記の労力の軽減
四 形態の淘汰と簡易化
五 終りに
付録 送り仮名の付け方
現代かなつかい
当用漢字音訓表
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