ござん-なれ(句)〔こそ、ある、なれノ音便約〕〔一)二テ、アルヨ。長門本、平家物語、十五、猫間中納言事「サテハ、人、ござんなれ、イデサラバ、見參セム」保元物語、二、白河殿攻落事「扨ハ、遙ノ弟、ござんなれ、汝、兄二向ヒテ、云云」平家物語、一、從2六波羅1被v立1早於紀州1事「敵、悪源太ニテハアラズシテ、能キ御方、ござんなれ、ウテヤ者ドモトテ」(二)サア、來タレ。ヨシキタ。蝉丸(元禄、近松作》二「キャツコソ、丑ノ時參リ、ござんなれ、大内ノ有様タヅネン」 大言海
ござん-なれ(句)〔こそ、ある、なれノ音便約〕〔一)二テ、アルヨ。長門本、平家物語、十五、猫間中納言事「サテハ、人、ござんなれ、イデサラバ、見參セム」保元物語、二、白河殿攻落事「扨ハ、遙ノ弟、ござんなれ、汝、兄二向ヒテ、云云」平家物語、一、從2六波羅1被v立1早於紀州1事「敵、悪源太ニテハアラズシテ、能キ御方、ござんなれ、ウテヤ者ドモトテ」(二)サア、來タレ。ヨシキタ。蝉丸(元禄、近松作》二「キャツコソ、丑ノ時參リ、ござんなれ、大内ノ有様タヅネン」