アンナウンサーの始(日置昌一『話の大事典』

 日本にアンナウンサーという新らしい職業の生れたのは大正十四年三月に放送事業の開始されると共に京田武男大羽仙外が最初のアンナウンサーとなったのを嚆矢とする。ついで入ったのが二・二六事件に際して一兵に告ぐ」の名放送で知られた中村茂、續いて野球や角力の放送でフアンを熱狂させた松内則三、儀式放送で有名な松田義郎、伯林オリムピックの放送で「前畑(水泳の前畑秀子)頑張れ」の河西省三などである。

女アナウンサーの始(日置昌一『話の大事典』)

 大正十四年三月に東京中央放送局の開設と共に採用された翠川秋子(本名は荻野千代子)が女アナウンサーの嚆矢である。


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 08:46:25