伊井春樹
2011.3.25
笠間書院
isbn:978-4-305-70548-8


序文 伊井春樹

第Ⅰ部 古代・中世の漢詩・和歌
 滝川幸司「応制詩の述懐――勅撰三集から菅原道真へ――」
 田島智子「拾遺集賀部・雑賀部の配列と屏風歌」
 海野圭介「正宗敦夫旧蔵升底切本『金葉和歌集』考」
 胡秀敏「八代集の梅香詠――春部の"恋歌"を中心に――」
 佐藤雅代「「なでしこ」「とこなつ」考――歌ことばとしての変遷――」
 佐藤明浩「『久安百首』部類本の編纂について」

第Ⅱ部 古代・中世の日記・物語
 堤和博「「さ夜ふけてかくやしぐれのふりは出づ」兼家に対する道綱母――『蜻蛉日記』上巻57番歌の場面――」
 加藤昌嘉「和歌の書記法」
 中村一夫「日本語史上の大島本源氏物語」
 伊藤鉄也「新出『源氏物語(若菜上・残巻)』と本文分別に関する一考察」
 川崎佐知子「陽明文庫蔵近衛信尹他寄合書『源氏物語』の資料的価値」
 中川照将「『奥入』を書き加える/切り離すということ」
 岩坪健「『物語二百番歌合』の本文――冷泉家時雨亭文庫蔵『源氏和歌集』との関係――」
 藤井由紀子「現存『海人の刈藻』の性格――『源氏物語』享受を視点として――」
 阿部真弓「『弁内侍日記』論――糾える言葉の連鎖――」
 箕浦尚美「『天狗の内裏』考――物語構造と諸本の生成――」

第Ⅲ部 中世以降の諸文献
 中原香苗「『竹儛眼集』について――狛氏嫡流の楽書――」
 山崎淳「地蔵寺蔵『三宝感応要略録』の書き入れについて――蓮体が見たもの――」
 松原一義「今治市河野美術館蔵「不知夜記」(仮題)をめぐって――付・天理図書館蔵『阿仏記』のこと――」
 中本大「寛文年間の五山の文事――後水尾院の「西湖詩」をめぐって――」
 藤田保幸「森鴎外訳「玉を懐いて罪あり」覚書――その訳出の方向性について――」

 あとがき 伊井春樹先生古稀記念論集編集委員一同
 執筆者紹介


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:07:53