前田愛
法政大学出版局
1972年10月30日
近世から近代ヘ――愛山・透谷の文学史をめぐって
山陽と中斎――危機の予覚者たち
佐藤一斎の位置――『言志四録』の構造
『八犬伝』の世界――「夜」のアレゴリイ
寺門静軒「無用之人」の軌跡
雲如山人伝――幕末詞壇への一視角
松陰における「狂愚」――下田踏海まで
『伊都満底草』 の交歓――柳北と洋学者たち
『板橋雑記』と『柳橋新誌』
パリの柳北――「航西日乗」をめぐって
枕山と春濤――明治初年の漢詩壇
中村敬宇――儒学とキリスト教の一接点
文明開化
明治ナショナリズムの原像
あとがき
関係略年表
初出一覧
書名索引
人名索引
筑摩書房 1989 前田愛著作集 第1巻