司馬遼太郎
歴史小説

西郷隆盛
大久保利通
島津久光
川路利良

文庫1
薩摩語
「日本の普通語である江戸弁」
「江戸言葉」
「薩音という不自由な言語」
「薩摩言葉」
「印欧語」
「桐野も江戸風の言葉を使ったのは、理窟めかしいことを言うには国言葉では不自由なのである」
「ささやくような京言葉」
「言葉づかいが上品」
「言葉調子についひきこまれた」
「薩摩弁」
「薩摩の風として、長者は若いひとに対して言葉が丁寧である。とくに西郷はそうであった」
「歯切れのいい江戸言葉」(斉彬)
文庫2
「記録の西郷のことばに、薩摩弁がまじっている。」
「江戸うまれの女中には西郷の薩摩言葉がわかりにくく」
「言葉は薩摩なまりだから生国は明瞭だが」
「ゆっくりと東京言葉でいった」
「サトウは日本語の非常な練達者で、候文も読み書きできたし、会話は江戸の下町言葉から大名や旗本の言葉、それに会津弁まですこしわかるという稀有な語学能力をもっていた。」
「サトウは、正確な武家言葉で木戸と話した」
「薩摩弁の士官」
「桐野は江戸弁で語っているつもりだが、訛りがひどく」
「江戸弁にちかい言葉でゆっくりいった」
「桐野が薩摩言葉できいた」
文庫3
「漢文脈の言葉」
「癖のある江戸言葉」
「肥後弁でいう武者のよさ」
文庫4
「となりの客が、江戸弁でいった[…]横にいた江戸弁の乗客」
「コラコラというのは、コレコレという意味の、薩摩弁のよびかけ言葉である」
文庫6
「下級の者は薩摩言葉をまねるまでになっている。ヨカヨカとか、コラコラという言葉は、庶民にまでひろまっていた。」
「西郷の言語的特徴は、その論旨や考えを明快にのべるというところにある。かれは年少のころから言葉をにごしたり、あいまいに語ったりすることはすこしもなかった。」
「突如の来訪者は、面差、物腰、それに訛りがことごとく萩の人間とはちがっている。」
「京都弁をつかう下僕の幸吉」
文庫7
「江ノ子島の府庁舎の建物を「政府」とよぶ新方言」
「桐野は丁寧な、しかしながら断乎とした薩摩言葉でいった。」
「西郷はふたたび丁寧な薩摩言葉でかれらをさとした」

文庫10
解説 平川祐弘


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:07:07