堀井令以知 講談社現代新書996、1990.5


はじめに
語源研究を妨げる漢字
 ●語源ミニ辞典
語源を探る方法と条件
 ●語源ミニ辞典
意味のつながりをたどる
 ●語源ミニ辞典
単語家族をつきとめる
 ●語源ミニ辞典
方言比較で語源を探る
 ●語源ミニ辞典
擬声語・擬態語の語源
 ●語源ミニ辞典
語源のフオークロア
 ●語源ミニ辞典
あとがき
主要参考文献

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 語源の研究は、多くの人が関心をもつにもかかわらず、いままで適当な案内書が不足していた。随筆や評論に語源が利用されることはあっても、方法論を述べたものは比較的少なかった。
印欧語の語源研究を学んできた筆者にとって、日本語の語源研究の現状は、いかにも歯がゆい思いがしてならない、本書が言語生活に潤いを得ようとする人たちに読まれ、日本におけ至言語研究の発展にいささかでも寄与することができれば幸いである。
 なお本書は、先に刊行した拙著『語源大辞典』『日本語語源辞典』の資料を活用し、語源研究の方法と原理をわかりやすく説明したものである。

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【主要参考文献】
『日本国語大辞典』第一巻-第二十巻(昭和五十一年三月 小学館)
『定本柳田国男集』第一巻-第三十一巻、別巻第一-別巻第五(昭和四十七年五月 筑摩書房)
『時代別国語大辞典上代編』(一九八三年九月 三省堂)
大槻文彦『大言海』全四巻(昭和七年十月 冨山房)
新村出『広辞苑』第三版第三刷(昭和六十年十一月 岩波書店)
堀井令以知『日本語語源辞典』第七版(昭和六十三年四月 東京堂出版)
堀井令以知『語源大辞典』(昭和六十三年九月 東京堂出版)
堀井令以知『にほんご歳時記』(昭和六十二年十一月 大修館書店)
『改定綜合日本民俗語彙』全五巻(昭和四十五年十月 平凡社)
西尾実・岩淵悦太郎・水谷静夫編『岩波国語辞典』第三版(一九八○年七月 岩波書店)
大野晋・佐竹昭広・前田金五郎編『岩波古語辞典』(一九七四年十二月 岩波書店)
吉沢典男・石綿敏雄『外来語の語源』(昭和五十六年一月 角川書店)
中村元編『仏教語源散策』(昭和五十二年四月 東京書籍)
新村出『東亜語源志』(昭和十八年三月 荻原星文館)
東条操編『全国方言辞典』(昭和二十七年一月 東京堂出版)
『日本言語地図』全六巻(昭和五十年八月 国立国語研究所)


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:02:32