子安宣邦『漢字 論――不可避の他者』岩波書店 2003
初出一覧
第一章 「漢語」とは何か
『思想』八九九号(一九九九年五月)
第二章 『古事記』 この漢字書記テクスト
『思想』九〇五号(一九九九年一一月)
第三章 他者受容と内部の形成
『思想』九二七号(二〇〇一年八月)
第四章 翻訳語としての近代漢語
原題「近代「倫理」概念の成立とその行方」『思想』九一二号(二〇〇〇年六月)
第五章 漢字と「国語の事実」
『批評空間』m-3(二〇〇二年四月)
第六章 漢字と自言語認識
新規稿
「あとがき」にかえて 漢字論という視点
「言語論的日本論批判」『ユリイカ』臨時増刊(「日本語」特集 二〇〇三年四月)をもとに書き改めた。