安藤彦太郎
『中国語と 近代日本』
岩波新書(新赤版)12
1988年2月22日 第1刷発行
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/6/4300120.html
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はじめに
I 中国語と戦前の教育制度
1 「特殊語学」ということ (宮島誠一郎)
2 明治前期の中国語教育制度 (渡俊治)
3「民間」について
4 中国語と目薬の関係
II 『急就篇』とその周辺
1 宮島大八と二葉亭四迷
2 「問答体」教本の系譜
3 『急就篇』をめぐって
4 「問答体」教本その後
III 中国語と漢文
1 中国認識の二重構造
2 「目読主義」と「会話主義」
3 「唐音論」の伝統(1)
4 「唐音論」の伝統(2)
IV 中国語教育の流派
1 中国語教育の流派
2 中国語教師の類型
3 科学的研究の先駆
4 もう一つの先駆的業績
V 戦争と中国語
1「戦争語学」
2 時文
3 「沿線官話」
4 戦時中の一経験について
VI 戦時下の胎動
1 中国における新しい動き
2 屈折と模索と(1)
3 屈折と模索と(2)
4「理論と実際」に投じた一石
VII 戦後の中国語普及運動
1 中国語普及の運動
2 「中国語は外国語である」
3 発音表記の問題
4 「友好」を問う
VIII 渓流から大河へ
1 辞書について
2 異文化として
3 幾つかの問題点
4 教養としての中国語
あとがき/blockquote>