小島信夫
小説

阿比川は顔に似合わぬきれいな江戸弁で、
「兵長殿、もう少しつけやしょう。しらみがこぼれて落ちまさあ」
 とすご味を出した。


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 08:43:56