小松英雄
『仮名文の原理』
笠間叢書217
1988.8
序言
導論 仮名文の発達
第1部 仮名文の表記原理
1 仮名文の表記原理
2 藤原定家の文字遣「を」「お」の中和を中心として
3 定家仮名遣の軌跡
4 きしかた考 仮名文伝本の文献学的処理の方法
第2部 仮名文の構文原理
序章 はるは あけほの 和歌と和文と口頭言語との接点
1 うめ に うくひす 語音排列則
2 そてひちて 動詞活用のパラダイム
3 ひくらし 多重表現
4 はるは きにけり フォーカスの移動
5 ながめせしまに 多重修飾
6 仮名文の構文原理