序章
日本語の発音
発音記号
Lango坂
[r]と[l]
音韻論
総体的把握
語源解釈
系統的知識
叙述の方針
第一章 五十音図
五十音図の価値
音節表としての機能
音節の概念
日本語の音節
開音節性とCV=構造
仮名と音節との対応
漢語の場合
平安時代末期の音図
二つの音図の比較
反切
音図の用途
濁定の仮名
音図の繫備
第二章 濁点の由来 54
濁点
真仮名の清濁
片仮名の清濁
平仮名の清濁
声点
右肩への移行
声点の衰退
清濁字母の関係
第三章 濁音の印象 74
濁音の印象
ジル型動詞
ジル型動詞の溯源
ジル型動詞の形成
パカヤロウの汚さ
語頭の濁音
「どく」の恐ろしさ
語彙の三分類
ことばのとげ
不定称
ぼらからバラへ
濁音効果の拡大
語形と語感
語頭清音の印象
第四章 清濁のしくみ
連濁
音節の房
楕円板の回転
固有の音韻法則
ナ行の濁音
擬態語に転換した漢字音
ヨンという数詞
各型の外形的特徴
清濁の関係
ザ行・ダ行の関係
ジシンかヂシンか
ひずみの背景
四つ仮名の合流
ハ行音の清濁
第五章 音韻のまとまり
識別の基準
「高い」と「硬い」
音韻論・音素論
相補分布
十五と十五夜
[ŋ]の機能
音韻体系のすきま
日本語の音韻論的単位
周辺的音節
さまざまな音韻論
史的音韻論
第六章 音便のはたらき
音便形と活用表
発音の便宜のため?
音韻法則の破壊
融合の指標
形容詞イ音便
撥音便・促音便
形容詞ウ音便
和歌と音便
「わたくし」の派生語
音便の表現価値
音便化しない動詞
その他の諸問題
第七章 促音のはたらき
促音の実態
促音のさまざま
英語の促音
ッ表記の由来
ニホンかニッポンか
日本の由来
ジッポン
ニッポンの成立
ニホンの成立
どちらが正しいか
語感の相違
共存の理由
日本語の独自性
第八章 アクセントのはたらき
高さアクセント
中低型
アクセントの通念
一型アクセント
型の区別
平安末期のアクセント
複合語のアクセント
型の区別を役立てる
『古事記」の声注
ひとまとまりの表示
イントネーション
イントネーションは表記されない
第九章 ハ行音の変遷 249
現代語のハ行子音
バ行子音
[]との関係
語頭のバ行音
馬のいななき
[b]の音を支えたものは?
[p]か[Ф]か
ハ行音の分裂
[p]が存続した証拠
[P]と[Φ]との関係
漢語の[P]
半濁音
バ行音の役割り
三者の関係
第十章 古典との距離 284
古典の朗読
古代音の復原
歴史的仮名遣
ハ行転呼音
不規則な変化
辞書の発音表示
語幹の回復
「気配」という語
原典の表記
清濁の読み分け
切支丹文献
読み方は変わる
第十一章 音韻変化の動向 317
過渡的現象
ことばは堕落するか
「まゐらす」から「ます」へ
すり減り
補助動詞から助動詞へ
言語変化の指向するもの
観点の転換
おじいさん・おじさん・じじい
方法とのかかわり
疑似コソアド
参考文献 339
あとがき 340-344
索引 348-345