尾崎雄二郎
『中国語音韻史の 研究』
1980
創文社
資料はいつも孤獨である(序にかえて)
第一部 中國語音韻史の研究
一 ある語序について(口頭發表要旨)
二 「吾」・「我」の使い分けについて
三 「上古漢語」の複聲母について
四 來母再説
五 等韻圖三等についての一つの考え方
六 漢語史における梵語學
七 切韻系韻書における韻の排列について
八 切韻における鼻子音韻尾の處理について
九 切韻の規範性について
十 中國語音韻史の研究-三島海雲記念財團への研究經過報告
十一 大英博物館本蒙古字韻札記
十二 反切から見た集韻の問題點
十三 「沈默」の語學
十四 disarticulationということ
第二部 中國語音韻史研究の周縁
十五 中國語の「受身」をどう考えるベきか
十六 仁の詞性に關する隨想
十七 書評・彭楚南譯コンラッド「論漢語」
十八 日本古代史中國史料の處理における漢語學的問題點
十九 邪馬臺國について
二十 國語における詞辭の分類について(一)
二十一 國語における撥音、促音、および長母音を音聲學的に觀察するための作業假説
あとがき
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事項索引