岡本勲


第一章 総論
 第一節 漢字音研究に於けるチベット資料の位置
 第二節 蔵・中・日比較音韻史の構想
第二章 チベット資料の性格とそれを中心として観た唐代の中国語音韻体系
 第一節 チベット資料による漢字音の音価推定
 第二節 呉音と唐代西北方言音
 第三節 日本漢字音とオ段長音の開合
 第四節 唐代の咸・深・山・渉摂の音価
 第五節 注音本『開蒙要訓』と日本漢字音――清濁のゆれをめぐつて
第三章 唐代の音韻体系と日本漢字音
 第一節 日本漢字音に於ける規範と事実
 第二節 日本漢字音に於ける頭子音の清濁
 第三節 日本漢字音に於ける止摂の長音表記
        韻鏡の開合・開・合の分類基準との関連―
 第四節 韻鏡に於ける「開合」の意味するもの
        ―日本漢字音の虞韻長音表記をめぐつて
 第五節 江韻字の漢呉音としてのオ段長音の開合
 第六節 侯韻字の漢呉音としてのオ段長音の開合
 第七節 バ・ダ行鼻濁音と明・泥母
第四章 日本漢字音とその周辺
 第一節 漢字の互用と日本字音
 第二節 日本漢字音に於ける合拗音直音化の一断面
 第三節 厦門方言と合口介母――附、抄訳羅常培著『厦門音系』――
 第四節 漢和辞典と字音分類――慣用音をめぐつて
あとがき


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 09:38:18