岸田武夫
昭和五十九年十二月二十日
武蔵野書院


上代国語における母音音節の脱落
上代国語におけるいわゆる「約音」
国語における音節の脱落(一)
 ――連音頭部における音節の脱落――
国語における音節の脱落(二)
 ――連音中部・末部における音節の脱落――
動詞の派生語にあらわれる音韻転換
母音の消滅する撥音化の現象
母音の消滅する促音化の現象
母音/-a/の消滅を伴う音韻転換
ア列音節とイ列・ウ列音節の転換
「あいなし」の成立
「ありんす・ありいす」の成立
日本語音韻の基本的単位
音韻変化の意義と分類
「音便」に関する考察(一)
 ――「音便」とはなにか――
「音便」に関する考察(二)
 ――「音便」はどのようにして発生したか――

後記
索引


上古の国語に於ける母音音節の脱落(『国語と国文学』昭和十七年八月)
上代国語における所謂「約音」について(『国語と国文学』昭和二十三年十二月)
国語における音節の脱落について(一)――連音頭部における音節の脱落――(『京都学芸大学学韻』昭和三十二年九月)
国語における音節の脱落について(二)――連音中部・末部における音節の脱落―(『京都学芸大学学報』昭和三十三年三月)
動詞の派生語に現われる音韻転換(『京都学芸大学学報』昭和三十二年三月)
母音の消滅する撥音化の現象について(『梅花女子大学紀要』昭和五十二年十二月)
母音の消滅する促音化の現象について『川瀬博士古稀記念/国語国文学論文集』昭和五十四年十二月)
母音/-a/の消滅を伴う音韻転換について(『佐伯梅友博士喜寿記念/国語学論集』昭和五十一年十二月)
ア列音節とイ列・ウ列音節の転換について(『梅花女子大学紀要』昭和五十三年十二月
「あいなし」の成立について(『梅花女子大学紀要』昭和五十二年二月)
「ありんす・ありいす」の成立について(『近代語研究・第五集』昭和五十二年三月)
日本語音韻の基本的単位(『梅花女子大学開学十五周年記念論文集』昭和五十五年三月)
音節変化の意義と分類(『言語と文芸』昭和五十五年十月)
「音便」に関する考察(一)――「音便」とはなにか――(『梅花女子大学紀要』昭和五十五年十二月)

本書に収録しなかったもの
近世語の系譜(一)――ナサル・ナサレマス・ナサレヤスの系譜――(『京都学芸大学学報』昭和三十四年十一月)
近世語の系譜(二)――ゴザリマス・ゴザリヤスの系譜――(『京都学芸大学学報』昭和三十五年三月)
近世語シャル・サシャルの系譜(一)(『言語と文芸』昭和三十七年三月)
近世語シャル・サシャルの系譜(二)(『言語と文芸』昭和三十七年十一月)
近世語オシャル・クダサルの系譜(『京都学芸大学紀要』昭和三十九年十月)
近世語における促音添加の現象について――主として意味との関連において(『近代語研究・第六集』昭和五十五年五月)


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 01:17:44