――現代日本語の時間の表現
1995年11月30日初版
工藤真由美
ひつじ書房
ISBN:4-938669-59-5


まえがき

はじめに
 1.目的と方法
 1.1目的
 1.2現代日本語のアスペクト・テンス研究史
 1.3方法と資料
 2.構成
 3.謝辞

1 序論
 1.テクスト・文・単語
 2.テクストレベルの2つの側面
 2.1テクストのタイプ(時間構造と人称構造)
 2.2テクストの内部構造一タクシスー
 3.文レベルの2つの側面
 3.1時間的限定性
 3.2機能・意味的カテゴリーと形態論的カテゴリー
  3.2.1テンポラリティーとテンス
  3.2.2アスペクチュアリティーとアスペクト
 4.単語レベルの2つの側面
 4.1アスペクト・テンス体系
  4.1.1基本的アスペクト・テンス体系
  4.1.2拡大アスペクト・テンス体系
 4.2語彙的なものとの相関性
 5.他のカテゴリ…との相関性
 5.1接続関係・アスペクト・テンス・ムード
 5.2アスペクトとヴォイス
  5.2.1継続性の2つのバリアントとヴォイス
  5.2.2アスペクトとヴォイスと動詞分類
 6.結び

II アスペクトとテクスト
 1.完成相と継続相の対立
 1.1基本的アスペクト対立の意味と機能一一
 1.2動詞分類とアスペクト的意味のバリアント
  1.2.1動詞分類
  1.2.2外的運動動詞におけるアスペクト的意味のバリアント
  1.2.3内的情態動詞におけるアスペクト的意味のバリアント
 2.パーフェクト相
 2.1基本的意味と派生的意味
 2.2シテイル形式のパーフェクト
  2.2.1パーフェクトとは
  2.2.2パーフェクトの機i能
  2.2.3パーフェクトのアスペクト的側面
  2.2.4パーフェクトのテンス的側面
 2.3シタ形式のパーフェクト
  2.3.1シタの2つの意味と機能
  2.3.22つの意味の分岐性と連続性
 2.4シタとシテイルの競合
 3.反復相
 3.1反復性とは
 3.2反復性の機能
 3.3反復性と多回性の相違
 3.4反復性のバリアント
 4.結び

IIIテンスとテクスト
 1.2つのテクストのタイプ
 1.1はなしあいとかたり
 1.2テクストのタイプとテンス
 1.3テクストのタイプと人称性
 2.はなしあいのテクストにおけるテンス
 2.1テンスと時間副詞
 2.2基本的テンス対立
 2.3モーダルな用法
 3.かたりのテクストにおけるテンス形式
 3.1小説の地の文の内部構造
 3.2外的出来事提示部分のテンス形式
 3.3内的意識提示部分のテンス形式
 3.4解説部分のテンス形式
 4.ノンフィクションのテクストにおけるテンス形式
 4.1体験的ノンフィクション
 4.2非体験的ノンフィクション
 5.結び

IV 時間の従属複文
 1.時間の従属複文の体系とタクシス
 1.1時間の従属複文の体系
 1.2スルーシタの対立とタクシス
 2.アスペクト・テンスとの相関性
 2.1アスペクトと時間の従属複文
 2.2テンスと時間の従属複文
 2.3アスペクト・相対的テンス・絶対的テンス
 3.時期限定系列の従属複文
 3.1継起関係
 3.2同時関係
 4.期間限定系列の従属複文
 5.その他の時間の従属複文
 6.時間関係と因果関係
 7.結び

V 愛媛県宇和島方言のアスペクト体系
 1.3項対立としてのアスペクト
 2.アスペクトとアスペクチュアリティー
 3.アスペクトと動詞分類
 4.アスペクト形式の多義性
 4.1スル形式のアスペクト的意味
 4.2シヨル形式のアスペクト的意味
 4.3シトル形式のアスペクト的意味
 5.標準語のアスペクト体系と宇和島方言のアスペクト体系
 6.パーフェクトの規定をめぐって
 7.結び

おわりに
参考文献
索引(主要術語)


トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-08-08 (月) 08:45:19