市大樹
『飛鳥の木簡――古代史の新たな解明』
中公新書2168
2012.6.25


まえがき
序章 一三〇〇年の時を超えて
第一章 日本最古の木簡
 紀年銘木簡から探る
 考古学的見地から探る
 日本における木簡使用の始まり

第二章 大化改新はあったのか
 「乙丑年」荷札木簡の衝撃
 荷札木簡からみた「国―評―五十戸」制

第三章 天武天皇と持統天皇の王宮
 日本最古の暦
 石神遺跡の性格
 飛鳥浄御原宮の姿

第四章 飛鳥の総合工房
 富本銭を鋳造した工房
 飛鳥池工房の性格

第五章 飛鳥寺の多彩な活動―日本最古の寺院の姿
 飛鳥寺と道昭
 宗教・医療・経済活動

第六章 藤原京の誕生
 長い造営工事
 藤原京の街並み
 都市問題の発生と信仰

第七章 日本古代国家の転換点―大宝律令制定の波紋
 一三〇〇年後の大発見
 画期としての七〇一年

終章 「飛鳥の木簡」の意義

あとがき
参考文献
飛鳥の木簡 関連年表

コラム


倉と木簡
空海の出身地
石神遺跡出土の定木
「壬申紀」編纂時の木簡か
万葉歌を刻んだ木簡
「部」字をどう書くか
二人の還俗僧


トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-08-07 (日) 23:43:50