江村北海
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/n2/kokusyo_ni023.html>
にほんしせん
日本詩選 十巻 江村綬
本邦古來の詩を選集したるもの。其の凡例に曰く、「日本詩選二十巻、分て三編となす。今刻するところ十巻を正編となす。元和よリ今日に至る。前編五巻は寧樂の時よリ、天正の末に至る。業巳に稿脱す、理當に併せ刊すべし。但轟棄空嘔剖厭易きにあらす、嚢白の齢、河清期し難し。故に倒行して之れを逆施す。延津の則合する他日を待つことあり、續編五巻に正編の遺闕なり」云々と。安永二年癸巳〔二四三三〕の自序及び菅原在家*1の序、清田絢の跋ありて、翌三年刊行す。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/n2/kokusyo_ni023.html>
にほんしせんぞくへん
日本詩選續編 八巻 江村綬
「日本詩選」に續ける詩集なり。其の凡例に「前編の凡例に云く續編五巻と、今や斯の編卷數之れに過ぐ、亦巳むことを得ざるのみしと。安永四年乙未〔二四三五〕原直の後序、同七年自序及び松延年の跋ありて、翌八年出版せらる。
『日本文学大辞典』新潮 佐久節
『日本古典文学大辞典』岩波 宗政五十緒
国史大辞典 梅谷文夫