コトバ・ことば・言葉一「まえがき」に代、凡て
第一章 どら息子のどさくさ
どら息子一どら息子の好物はどら焼き
どさくさ一そんな草があるの?
猫撫ぜ声-猫ババにもご用
ピンぼけーオートフォーカスのカメラだったら?
ピンからキリまでーピンキリって何語?
馬鹿一親馬鹿も馬鹿正直もほどほどに
咎一天罰は咎か罪か?
第二章 御小水から癌
御小水一江戸っ子のやさしさ
癌一東洋は岩、西洋は蟹
花粉一花粉は精子
モルヒネー麻酔薬、モルヒネが江戸時代に登場
藪医者-昔も今も医術は藪の中
パップーパップは湿布、オランダ語?
衛生-衛生は文化のバロメータ
気の毒-気の楽ならありがたい
第二章 てんやわんやで天手古舞い
てんやわんや一「ハンコはどこ?」で、てんやわんや
天手古舞い一「手古」は手こずるの仲間
ひけ1押して駄目なら引いてみよ
びっくり1驚いてひっくりかえす?
絆し一ついつい情にほだされて
まさか一まさかの別名は奇蹟
八つ当たり一日本人は七つより八つを好む
第四章 お陰さまでつとめる
お陰さまで一あの方のカゲを慕って
つとめるi天才とは九十九%の努力
骨ーラーメンつくりの骨とはいわない
駆け引き一人生は駆け引きそのもの
光一iピカドンを忘れてはならぬ
第五章 鈍遅で鈍間
鈍遅ードジはどうして「踏む」ものなの?
鈍間-頓間・間抜けの友人である
爪弾きi紫式部も樋口一葉も
無礼るi光源氏は女性をなめなかった
無けなし1江戸にはなけなしの美女がいた
跋がわるい一×いちでわるいか
勘繰る一いい加減な勘は山勘
切口上i言葉も切れるように磨けよ
第六章 湿濃くってややこしい
湿濃い一湿気が濃いの?
ややこしい一「ややこ」って幼児のこと?
下らない一「上らない」はないの?
決まり悪い1国の「決まり」は憲法である
辛い1人生は辛いか甘いか
口惜しい1口は「朽」はてること
つらい一君が心のつらければ
汚いーココロがきたないと
第七章 月並で御の手
月並一お月様が並んでいるわけでは
御の字-仲間に惚の字がある
今日1きのうは? おとといは?
縁-緑児は緑色?
銀行一なんで金ではなく銀?
石狩川-石で狩りをするわけではない
扶桑一神木のある国
名前-名前をあげることはない
話1はなしとは放言の意である
索引
あとがき