柳田国男
長野県方言

『方言』2-10


 明治二十四年の七月、長野縣書記官小野田元熈氏は、縣下各郡長に照會状を發して、管内方言の取調方を命じた。郡では更に又其旨を各町村に移牒し、その個々の報告を整理して、之を郡の方言として回答したやうである。他の一市十五郡に於ても、必ず同樣の事業は有つたと思ふが、其記録の存否を確かめることがまだ出來ない。獨りこの更級の一郡のみに於て、最近偶然にその當時の往復文書の一括したものが、保存せられてあつたことを知り得たのである。

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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:05:54