柳田征司
武蔵野書院
1991.7.31


第一節 『ドウ』(如何)の成立
 一、はじめに
 二、『ドウ』の開合
 三、「タウ」
 四、おわりに

第二節 「キツク」「キヅク』(城・築)の異形「キツグ」について
      カ行四段活用動詞活用語尾の濁音化を抑止する一つの力
 一、はじめに
 二、濁音化を抑止する力
 三、濁音化の例
 四、語幹末濁音節との関係
 五、おわりに

第三節 「二ツポン」(日本)と「二ホン」
 一、二つの説
 二、p音の残存と新生
 三、ハ行・パ行音韻史
 四、「二ツポン」「ニホン」二形の成立と併存
 五、結論………

第四節 大蔵流狂言に見える、お礼のことば『有難い』と『忝い』について
 一、はじめに
 二、虎寛本について
 三、山本東本について
 四、虎明本につい
 五、虎清本につい
 六、その他の諸本について
 七、おわりに

第五節 虎明本狂言と虎寛本狂言との語彙の比較――困惑の気持を表わす感情語彙について
 一、問題点
 二、[気ノ毒ナ」(虎寛本)等について
 三、「困ル」(虎寛本)等について
 四、今後の課題

第六節 奇妙に見える事象
 一、副詞「コンロン」
 二、夢の意の「ウツツ」
 三、おわりに

第七節 進行態・既然態表現の変遷――「アル」「イル」「オル」
 一、問題の所在
 二、上代における進行態・既然態表現
 三、中古における進行態・既然態表現
 四、室町時代中期における進行態・既然態表現
 五、室町末期江戸初期における進行態・既然態表現
 六、近世以降における進行態・既然態表現…………
 七、結論

第八節 「カツグ」(担ぐ)と「ニナウ」(担う)

第九節 室町時代における口語語彙と文語語彙――アタマ・カシラ・カウベ
 一、はじめに
 二、口語の語と文語の語……………
 三、口語資料における意義用法分担
 四、漢字表記の頭・首………………
 五、意義用法分担の来由……………
 六、アクマの意義用法拡大……・……
 七、文語資料のカシラ・カウベ……
 八、おわりに………………・

付録一 狂言に見える直喩
  直喩一覧
  語詞索引

付録二 諸篩文の取り上げた抄物・狂言語詞
  論文一覧
  語詞索引

初出一覧
あとがき
索引


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:00:26