柴田武
『生きている 日本語』講談社学術文庫
(筑摩版(柴田武『生きている方言』)にない項目に「*+」を付した。+は新聞連載から筑摩版にはいらなかったもの。*は、文庫書きおろし)
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学術文庫版へのまえがき
はしがき
I 方言は消えない
方言は消えない
方言と思っていない方言
II 東京にも東京方言
東京方言
東京なまり
III 生きている方言
1自然・動植物
ネの星
北斗・北星*1
おしめり+
つゆ
雨雪と雪雨
山
谷川岳
樹氷高原
菜の葉に飽いたら
菜の花
みどり
松竹梅
アオキの実
ばら
ドウウツギ+
ハマナス*
マンジュシャゲ
オオバコ+
2身体
耳にタコ*
びんた
ほくろ
たかたかゆび
アゴを出す
ねまる
ヤマザクラ+
しもやけ
馬肥ゆる秋
3食物
ワラー*
なすび
トマト*
とうもろこし
レンコン
枝豆+
ツバス
ザボン
カキとカキ
白めし
納豆
ギョドーメン*
まむし
新巻のシャケ
水たき
てんぷら
おでん
せんべい
水くさい
しおはゆい
4生活・生業・遊び
せともの
日めくり
洗濯
こぬか
ゴモク箱
稲架
雪かき
タコあげ+
風船をトバス
線香花火
べにゆびさん
5人間関係
沈み橋*
男衆+
緑のおばさん
一回生
もしもし
テレホン
合格・入学
6時間・空間
きょう (きのうの晩)
やのあさって*
三月イチニチ*
東西南北
カミはどっち
関西 *2
西日本
村
来港
一太郎
孝治・孝治郎*
家号 (小竹さん)
大町と大松
7言語(1)―音・文法
東清西濁*
Vの音
行きます・来ます
しちや*
現ナマに手を出しな*
訛の一票*
イバラのイ*
忘れな
小さな親切
ダジャ松
言ワンとは言ワン*
電報もうたれます*
いいのとちがいますか
息子から来てもらう
「センセイ、ドウデスカ、センセイ」*
言語(2)―意味・語
根性
旅
お子たち
バケツの水持って来い*
娘をくれる
おぼえた
もめる
ふむべからず
用を足す
きれいな着物
こわい
大仏さんはタルイ
初出文献
あとがき
索引/blockquote>
以下の項目は、筑摩版のみで、学術文庫には入っていないと見える。