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たとえば「小春びより」って，いつのこと？
昭和62年10月25日 初版第1刷発行 定価730円
著者 柴田武
ごま書房
カバー裏 如月小春
索引
《あ行》
青息吐息
垢抜ける
赤の他人
赤札
挙句の果て
あこぎ
足がつく
足を洗う
あずま屋
あっけらかん
穴場
あばら屋
雨足が早い
あみだにかぶる
あられもない
塩梅
いかものぐい
いけずうずうしい
痛くもない腹を探られる
いたちごっこ
一目置く
一騎当千
一杯食わす
いみじくも
色の白いは七難を隠す
引導を渡す
有卦に入る
うさん臭い
うしろ暗い
うず高く
有象無象
うだつが上がらない
内弁慶
うなぎのぽり
うなじ
鵜の目、鷹の目
海千山千
うわの空
えげつない
えり足
大風呂敷を広げる
おおわらわ
お株を奪う
岡ぼれ
岡目八目
おくびにも出さない
おけらになる
おこがましい
お先棒を担ぐ
お湿り
おためごかし
おだを上げる
お茶目
お茶をひく
おちょぼ囗
乙
おっとり刀
男はだし
男前
男やもめにウジがわく
おどろおどろしい
同じ穴のムジナ
おはこをうばう
おぼこ
女丈夫
《か行》
風の吹きまわし
かたじけない
語るにおちる
かぶりを振る
かまびすしい
カラスの濡れ羽色
借りてきた猫
かわきり
かんがみる
きいた風
気がおけない
気が差す
ぎこちない
気さく
几帳面
木賃宿
きつねにつままれる
気の毒
きびすを接する
きまりが悪い
牛耳る
際物
くだをまく
口三味線に乗せる
口八丁手八丁
首根っこ
くれぐれも
毛嫌い
下駄を預ける
けちがつく
けりがっく
剣ヶ峰
乾坤一擲
剣呑
けんぺいづく
けんもほろろ
小意気
小首をかしげる
極楽とんぼ
こけら落とし
沽券
糊口をしのぐ
御多分にもれず
小糠雨
小鼻をうごめかす
小春びより
呉服屋
ごぼうぬき
ごまかす
小股の切れ上がった
五里霧中
声色
《さ行》
さかねじをくわせる
さざれ石
差し金
サシ
流石
誘い水
薩摩守
左党
さばを読む
さみだれ
さや当て
三国一の花嫁
三三五五
三下
三周忌
三羽ガラス
三枚におろす
歯牙にもかけない
四苦八苦
時雨
地獄耳
しこたま
舌先三寸
舌を巻く
しっぽり
しどろもどろ
しなをつくる
しのごの言う
しのつく雨
地道に
しみったれ
しもた屋
情に棹をさす
上戸
如才ない
白羽の矢を立てる
しらを切る
尻をはしょる
尻を割る
四六時中
真骨頂
しんしん
助平
すこぶるつき
杜撰
すったもんだ
すてばちになる
図星をさされる
関の山
せちがらい
せっぱつまる
是非に及ばず
千秋楽
千三屋
象牙の塔
糟糖の妻
総花的
そこがミソ
そつがない
ぞっとしない
袖にする
《た行》
大団円
大公望
太鼓持ち
高飛車
たたき
竹の子生活
蓼食う虫もすきずき
たなごころを返す
玉の輿に乗る
玉虫色
玉を転がす
ダメを押す
たらい回し
ちぢ乱れる
血迷う
血道をあげる
ちゃきちゃき
茶々を入れる
ちょうちん持ち
猪口才
葛折り
美人局
つまはじき
つらつら考える
鶴の一声
手薬練を引く
木偶坊
手を焼く
天王山
伝法肌
堂に入る
唐変木
毒牙にかかる
毒舌
土左衛門
とっぽい
とどのつまり
兎も角
虎の巻
どら息子
トリをとる
とんちんかん
飛んで帰る
どんでん返し
とんぼ返り
《な行》
等閑
なげし
なたねづゆ
にっちもさっちもいかない
二の足を踏む
二の腕
二の句がっげぬ
二の舞いを演ずる
二の矢がっげない
日本晴れ
二枚舌
ぬか喜び
濡衣
ネコババする
のっぴきならない
《は行》
伯楽
はしたない
恥をかく
ばつが悪い
はとこ
花曇り
鼻白む
鼻っ柱が強い
鼻につく
花道を飾る
花を持たせる
はめをはずす
半畳を入れる
ひかれ者の小唄
肥後守
ひそみにならう
左前になる
火の車
ひょんなことから
ピンからキリまで
節穴
ふたつ返事
ふて寝
腑に落ちない
臍が茶をわかす
べそをかく
下手の横好き
減らず口を叩く
弁慶の泣きどころ
ほぞをかむ
骨のある
ぼられる
本腰を入れる
《ま行》
まなじりを決する
まんざらでもない
水くさい
水もの
水をあける
みぞおち
緑の黒髪
みみっちい
身持ちがいい
向こうずね
虫の好かない
胸倉
村雨
迷宮入り
目白押し
目途が立つ
日を皿のように
もっけの幸い
元の木阿彌
門外漢
紋切り型
《や行》
八重歯
やきが回る
宿六
柳腰
やにさがる
野暮
山っ気がある
山の神
山をはる
病み付きになる
やるせない
ゆくりなくも
ゆめゆめ
欲の皮が突っ張る
横紙破り
横車を押す
よんどころのない
《ら行》
らちがあかない
利ザヤ
柳眉を逆だてる
るる
狼藉者
露骨
《わ行》
わりを食う
