正村誡道
『歴史と国文学』

(二)

第5巻3号(昭和6年9月)
四、歌舞音曲
五、言語 pp.164-172


音調甚だ異である事
七品詞の全く普通語と異なるものの多い事
発音に転訛音便多くて分り難い事
各語多く短縮したり
発音が非常に強くあたる事
言語切れ〳〵にして長く続かざる事
極めて荒々しき言葉の中に時々優しき語を交へたる事
訛言中にも比較的品格ある事
イエ、イェウェの四音甚だ明らかにしてウィの音なき事
語尾にデガを多く附加する事

鹿児島県方言


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 09:56:54