沖森卓也
ちくま新書
2017年
http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2018-08-07-1.html
isbn:9784480069573
はじめに
歴史を知る意義
日本語史の対象と方法
話しことばの歴史
日本語史の時代区分
分野別の記述
日本語史へのいざない
第一章 古代前期――奈良時代まで
1 総説――古代語が確立する
2 文字表記――日本語が漢字で書かれる
3 音韻――区別される音節の数が多い
4 語彙――固有語が用いられる
5 文法――古代語法が形成される
第二章 古代後期――平安時代
1 総説――古代語が完成する
2 文字表記――仮名が成立する
3 音韻――音節が複雑に発達する
4 語彙――漢語の使用が漸増する
5 文法――古典文法が完成する
第三章 中世前期――院政鎌倉時代
1 総説――古代語が瓦解する
2 文字表記――仮名の使用が促される
3 音韻――音韻が整理されていく
4 語彙――漢語が一般化する
5 文法――古代語法が衰退する
第四章 中世後期――室町時代
1 総説――近代語が胎動する
2 文字表記――文字の使用が広がる
3 音韻――現代語の発音に近づく
4 語彙――外来語が登場する
5 文法――近代語法が芽生える
第五章 近世――江戸時代
1 総説――近代語が発達する
2 文字表記――文字が庶民に普及する
3 音韻――現代語の音韻が確立する
4 語彙――漢語で訳語が造られる
5 文法――近代語法が整備される
第六章 近代――明治時代
1 総説――共通語が普及する
2 文字表記――文字施策が浸透する
3 音韻――外来語が影響を与える
4 語彙――漢語・外来語が急増する
5 文法――現代語法が展開する
あとがき
参考文献 434-435
索引 ⅰ-ⅹⅰ あがる〜んです