浅川哲也
1998
動詞・助動詞承接の【です】について 明治大正期を中心に
『国語研究』61
一、現代東京語における「です」の用法
二、俗語・ロ語文典における「です」の記述
三、帝国議会議事速記録における「です」
四、近代文学における活用語承接「です」の使用者
辻村敏樹「近世後期の待遇表現」
吉田金彦『現代語助動詞の史的研究』
此島正年『国語助動詞の研究』
辻村敏樹「「です」の用法」——近世語から現代語へ
諸星美智直「国語資料としての帝国議会議事速記録」
原口裕「「デス」の推移」―活用語に接続する場合―」
宮地幸一「助動詞「です」をめぐる漸移相(二)」『関東女学院短大論叢一四一、昭和四五年
木村公子「現代語デスの確立」『学習院大国語国文学会誌』一八、昭和四九年
土屋信一「江戸詰の「だ」の一用法」『佐伯梅友博士古稀記念国訳墾論集』昭和四四年
中村通夫「助動詞「です」の用法についての私見」『国語教育』昭和一三年一月。(中村通夫『東京語の性格』)
原口裕「準体助詞「ノ」の定着-和歌の俗語訳の場合」『国語学』一二三集、昭和五五年
樋渡登「『古今集遠鏡』俗言解小考——指定辞『ぢゃ』の活用語承接をめぐって一」『田邊博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』桜楓社、昭和五四年