浅野敏彦
『国語史のなかの漢語』和泉書院研究叢書212
一九九八年二月七日初版第一刷発行
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I はじめに
II 漢語の相
1 綺麗・うつくし・きよし 口頭語になった漢語
2 美麗 文章語にとどまった漢語(一)
3 希有 文章語にとどまった漢語(二)
4 奇怪・奇特・奇異・不思議 仏教語と漢籍語
III 漢語の相関と革新
1 自然と天然 類義語の相関
付 平安時代の漢字文に見える「自然」
2 貿易と交易 明治初期における漢語の革新(一)
3 運輸と運送 明治初期における漢語の革新(二)
IV 漢語の受容
1 生中 『今昔物語集』編者の漢語受容
2 器量 美人分 漢語の理解
3 恩渙 孤例にひとしい漢語
V 漢語の変容
1 退屈 語義の変容
2 領掌 表記の変容
VI 和製の漢語
1 焼亡 漢字文の和製漢語
2 運営 翻訳医学書の和製漢語
あとがき
索引(書名索引・人名索引・語句索引)