添田建治郎『愉快な 日本語 講座』小学館
2005年7月20日
はしがき
第一章 日本語を学生と考える
1「小町盛」「弁慶盛」と呼びたい
2「お前」と言われてうれしいの?
3幕末期の世直し運動の発祥地はどこなの?
4日本語でしゃべらナイト
5山口大学も横文字外来語だらけ
6「芋煮会」で煮るのは里芋なんだi
7「そうはイカのきんたま」は不思議に迫力満点
8山口大学は「口大〈ぐちだい〉」なの? …付旧国名の略称
9身に覚えあり、混交現象
第二章 ことばの周辺
1運命のダイヤル
2ことばの魔術
3自意識過剰はツライよ、まったく
4「マムシ」とのつき合い
第三章 ことばが映し出すもの
1あわれなり「一姫二太郎」
2"レーザービーム"はメイド・イン・アメリカ
3「四十歳が初老」なんて
4 ああ「……子」の消滅
5ヨンさま~
6「おーしーつくつく」と鳴く「つくつく法師」もあり
7ヤンキーは「~じゃ」を使う
終章 ことばとのめぐり合い
1無表情な学生には"ツライ"よ
2ちょっと「タンマ」
3お国なまりは大切にしたい
4日本語のあした
5 山大生の「目からうろこが…」
むすびにかえて
参考文献
[参考文献]
S.I.ハヤカワ『思考と行動における言語』(岩波書店)
太田聡「混成語考」(『意味と形のインターフェース』(くろしお出版)
同右『混成語制約再考』(『音韻研究』第6号)
太田聡・窪薗晴夫『音韻構造とアクセント』(研究社出版)
大原由美子「『女ことば』のピッチ―日英語の比較―』(『日本語学』(明治書院一九九三年五月臨時増刊号))
窪薗晴夫『新語はこうしてつくられる』(岩波書店)
暮らしを創る会編『暮らしの食品成分表』(一橋出版)
『国史大辞典』(吉川弘文館)
国立国語研究所編『日本言語地図』(大蔵省印刷局)
国立国語研究所編『方言文法全国地図』(大蔵省印刷局・財務省印刷局)
佐藤亮一監修『お国ことばを知る方言の地図帳』(小学館)
徳川宗賢『日本人の方言』(筑摩書房)
浜田敦編・解題『音曲玉淵集』(臨川書店)
林秀夫編『愛知県の歴史』(河出書房新社)
堀内克明「罵倒語の比較文化」(『言語生活』一九七八年六月)
山口仲美『ちんちん千鳥のなく声は―日本人か聴いた鳥の声』(大修館書店)
同右 『暮らしのことば擬音・擬態語辞典』(講談社)
引用文献の出典