濱田啓介
2010.12.1
isbn:9784876989430:detail:small
1 中世における造本について
2 出版と文字の歴史
3 板行の仮名字体――その収斂的傾向について
4 『生玉万句』以前の大阪刊本を疑う
5 近世後期における大阪書林の趨向――書林河内屋をめぐって
6 近世小説本の形態的完成について
7 編次考
8 『南総里見八犬伝』の口絵・挿絵における芝居絵的考察
9 ある詞章論――古浄瑠璃慣用表現に関して
10 雨月春雨の文体に関する二三の問題
11 文体論試論――言表提示の周辺
12 『三木章』とは何か
13 『絵本太閤記』と『太閤真顕記』
14 家臣拾譚――水滸伝受容作品に結合する日本的要素について
15 読本における恋愛譚(ロマンス)の構造――読本文学様式論のために
16 滑稽本概説
17 幕末の写生歌
索引
後記