町田健
2002.7
講談社現代新書1618
はじめに 文法はなぜ必要なのか
第1章 単語が並んで文を作るしくみを考える
文を文節に区切って何がうれしいのか
「自立語」と「付属語」の区別は何の役に立つのか
第2章 動詞を見れば文の性質がわかる
「未然形」や「連用形」という名前はこれでいいのか
自動詞と他動詞の区別はよくわからない
日本語にはどうして未来形がないのか
第3章 助動詞は文の性質をさまざまに変更する
動詞を否定する「ない」と形容詞を否定する「ない」
「推量」や「推定」の助動詞をどう区別するか
「れる/られる」の教え方は正しいか
第4章 助詞が「助ける」もの
「格助詞」の「格」とはどういう意味なのか
「は」はどうして「副助詞」なのか
第5章 文のしくみを説明してこそ「文法」だ
「太朗は平泳ぎが上手だ」の主語は何か
どうして日本語の述語は文末に来るのか
日本語にはどうして関係代名詞がないのか
第6章 国文法はどうしてこんなに問題が多かったのか