谷峯藏『江戸のコピーライター』

 昭和六十一年十二月二十日初刷発行


   はじめに

一章 「引札」はコピーの舞台
     引札の草創   
     引札は初め「札廻し」と
     引札から「ちらし」へ
     コピーは風俗をつくる

二章 捨てるカミあれば拾うカミあり
     コピーライターの草分け《パイオニア》
     アド・クリェーター山東京傅(ママ)
     戯文コピーの母胎
     コピー集第一号『ひろふ神』
     引札の筆禍事件   
     攻防・吉原の引札合戦
     捨てられないカミ持ち歩かれたカミ

三章 輩出した江戸のコピーライター
     江戸のコピー大鑑『戯文軌範』
     後期江戸市民文化の中心人物・蜀山人
     『江都歌舞妓年代記』の作者・烏亭焉馬
     売れっ子作家・山東京傳
     『庭訓往来』を模した志谷亭
     落語で鳴らした桜川慈悲成
     片意地をとおした曲亭馬琴
     八方やぶれの式亭三馬
     幕臣で、自殺した柳亭種彦
     団十郎や梅幸の代作人・花笠文京
     三世十返舎一九だったか、寿界山人
     古書珍書の蒐集家・豊芥子
     万字屋茂吉か、卍楼照千賀
     池の端・蓮玉庵……梅素亭玄魚

四章 実用文型はコピーの原点
      プライス・カード型
      戯文コピーの回帰

  附録・びらと景物本
     びらさまざま    
     景物本展開とその後

      主要参考ならびに引用文献
       あとがき


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:08:10