鈴木孝夫 岩波新書・新赤460、1996.9.20


 まえがき
第一章 記号としてのことば
 一 記号とは何か
 二 記号と指示対象の関係
 三 記号論から見た動物の「ことば」
 四 鳥の「ことば」と言語学習
 五 蜜蜂の「ことば」と構造的非写像性
 六 猿の「ことば」と恣意性の発生条件
第二章 ことばの働きとあいさつ
 一 言語の構成要素と基本的な機能
 二 あいさつの本質を考える
 三 あいさつ行動の三類型
 四 あいさつの生物学的基礎
 五 あいさつの力関係
第三章 指示語のしくみ
 一 指示と指示語
 二 人称代名詞の指示性から見た分類
 三 対称詞(二人称)としての「彼」と「彼女」
 四 自称詞(一人称)としての「ひと」
第四章 人称をめぐる諸問題
 一 人称とは何か
 二 相手をどの人称で捉えるか
  1 三人称を使う 
  2 一人称で護しかける 
 三 自分をどの人称で表わすか
  1 三人称で表わす 
   A 親族用語を使う 
   B 三人称代名詞を使う 
  2 自分を二人称で捉える――ひとりごとのしくみ
 四 相手を非人格化するための一二人称
 五 内語における相手の人称
第五章「言語干渉」から見た外来語
 一 言語干渉とは何か
 二 外国語による影響の六類型
  1 追加
  2 併存
  3 置き換え
  4 翻訳語
  5 意味拡張
  6 再命名
 三 西欧文明と日本


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:07:45