阿辻哲次
ワープロがもたらす世界
丸善ライブラリー
平成3年8月20日発行


序章
 古代の文房具の発見
 耳にはさんだペン
 知的生産活動と筆記用具

第一章 紙以前の時代
 粘土板と楔形文字
 パピルスの世界
 羊皮紙の使用
 蝋板というもの
 中国での文字表記
 甲骨文字
 甲骨文字の刻み方
 極小の甲骨文字
 誰が刻んだのか
 青銅器の銘文
 金文の制作方法
 金文の内容
 石に刻まれた文字
 竹簡と木簡
 絹に書かれた文書

第二章 紙の登場と印刷の時代
 さまざまな書写材料
 紙の発明
 前漢の「紙」
 蔡倫に対する評価
 中国における紙の普及
 初期の写本の姿
 日本への伝来
 西洋への伝播
 中世ヨーロッパの写本
 大学の誕生と紙の普及
 印刷の起源
 百万塔陀羅尼について
 中国における活字印刷
 グーテンベルクの発明

第三章 ワープロの登場
 ディスプレイとキーボードの時代
 鉛筆の歴史
 タイプライタの発明
 日本におけるタイプライタ
 和文タイプライタ
 カナタイプライタの歩み
 コンピュータの導入
 コンピュータと日本語
 ワードプロセッサの発明
 ワープロの進歩
 ワープロと和文タイプの違い
 ワープロの使い方
 キーボードによる入力
 各種のキーボード
 ローマ字入力
 JISキーボードでのかな入力
 新JISキーボードの問題点
 親指シフトキーボード
 キーボード最優先論

第四章 ワープロ時代の文化を考える
 ワープロの普及
 ワープロ教室にて
 ひとつのアンケート
 悪筆とワープロ
 ワープロの旧途
 「辞書」の問題
 言語生活への影響
 日本語文法を学ぶ
 漢字制限論とのかかわり
 今こそ主体性の確立を

あとがき


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:04:35