倉田喜弘

  はじめに 3
第一章 開国と攘夷のはざまで
     1ペリー艦隊来航 12
     2浦賀は雨夜 19
     3国民歌謡「端唄」23
     4願人の「ちょぼくれ」 28
     5井伊大老暗殺 33
     6幕府瓦解のころ 37
第二章 近代日本の幕明け
     1討幕の歌 42
     2文明開化を歌う 56
     3「どどいつ」流行 64
     4自由民権の主張 69
     5言論弾圧の中で 78
     6寄席芸と「かっぽれ」 84
7「どどいつ」改良 94
第三章 異文化との接触
    1「軍歌」誕生 101
2唱歌の普及と展開 108
3新風「オッペケペー」117
4牡士歌と「チョンキナ」124
5月琴の歌「法界節」133
6ヴァイオリン演歌へ 138
第四章 メディアと大衆化
    1カチューシャの唄 145
    2巻き返す演歌 154
    3大衆化と低俗化 164
    4盆踊りで思想善導 171
    5検閲の実態 176
第五章 政府の介入
1放送局の試み 188
2新聞社の懸賞募集 197
3政府乗り出す
4選定歌ブーム
5音楽は兵器だ
    6敵性音楽”追放 230
終章 焦土から復興へ
    1のど自慢 236
    2「タマラン節」のころ 240
    3講和祝典歌 243
    4豊かな「明日」をもとめて 248
 あとがき 253


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