円満字二郎『人名用漢字の 戦後史』岩波新書
2005.7.20
まえがき
序章 すべての始まり 1
1 戸籍法の改正 2
2 漢字制限と国語政策 8
3 事件への序曲 16
第一章 人名用漢字の誕生
1 蓄積された不満 24
2 事件は国会へ 34
3 国語審議会、乗り出す 47
4 国語審議会、怒る 61
5 反撃する国語審議会 72
6 語られざる一幕 84
第二章 時代の分水嶺で 93
1 そして、二〇年余りが過ぎた 94
2 法務省、重い腰を上げる 104
3 国語審議会と法務省の対立 112
4 国語審議会との訣別 126
5 戸籍実務家たちの戦い 140
第三章 唯一無二性の波 157
1 国会での持久戦
2 法務省、奮闘す
3 沖縄からの訴え
終章 曲がり角の向こうへ 197
1 そして、二〇〇四年
2 広がりゆく地平線
資料・人名用漢字見直し案
主要参考文献 221
あとがき 223