#author("2020-05-28T10:58:13+09:00","default:kuzan","kuzan") [[北村薫]] 『いとま申して:『童話』の人びと』 文春文庫 著者の父・宮本演彦の日記より 大正13年〜 //12-13 鱗粉転写 りんぷんてんし 展翅 混同したのだろう //16 演 のぶ p.21 神中《じんちゅう》と略して呼ばれる神奈川中学 //26 バタリバタリ パタリパタリ p.27 (大谷内)越山は越後生まれで、訛りが抜けず、少年の日の正岡(容)はそれが耳障りだった //48 この頃、読んだ本 //53 飯田心美《ここみ》 //58 とうざい屋 淀川長治 //64 涙じみました 金子みすゞ //66 高見沢潤子 江戸川乱歩 火星よりの無電 //77 ガリガリという音がするから、ガリ版というのだろう //85 ちゃら・りぃーらり・ちゃら・りぃらり・らー、と チャルメラ //87 教師にあだ名 //93 「職業軍人」という問題の言葉を知ったのはこの人の修身の時間 //108 トクゴウショウ 得業生 //110 桑田立斎 くわたりゅうさい p.144 試験地獄──という言葉は当時もあった。 //176 サクい人 気さくな人 北村寿夫 //180 薔薇 さうび SOUBI //187 メン・チャイ //195 義塾の校門 いわゆる「幻の門」 //200 しめこのうさうさ 地口 p.202 《慶応ボーイ》なる言葉が定着していた //207 自分のことを「あたし」という男には出会ったことがない 千代田愛三 p.208 女のようなことばづかい //215 美少年 心の上で女性的 //225 火花 陽炎 //235 覆ひかぶるる様 //241 Y校という通称 //248 この頃、読んでいるもの //257 チョロなめ //259 読書といえば今は黙読 音読 //264 土用三郎 //268 大低気圧 欲には //291 母親に本を読んでやる //293 嫣然 少年の笑い p.297 《嘘っ》と答えるのは今風な気もする。 //336 明治製菓 明菓と略される 白十字 p.340 日記のこの部分が文語になっている p.344 《忘る年》は、文法的には《忘るる年》だろう //352 雉 大抵はどこか傷ついている p.366 京訛り //390 大阪ずし p.397 奥野(信太郎)が黒板に《葡萄美酒夜光杯……》と書きながら、中国語で美しく発音した