帚木蓬生
日蓮

講談社文庫

p.195 いつの間にか言葉の訛も鎌倉のものになっていた
p.276 このあたりの訛ではなかった
p.404 訛が違って細部は聞き取れなくても
p.428 鎌倉や京都とも違う言葉遣いで亭主が訊いた。
p.451 異人たちが交わす言葉は、どこか鳥のさえずりに
p.452 耳にはいる会話に聞き入っているうちに、半分くらいは分かるようになった
p.473 奇妙な文字を阿比留氏は使っている。[…]おそらく高麗で使われている文字だと思うが[…]、漢字は難しいので下人たちが使う文字なのかも知れない。


p.8 口から出る言葉には訛があって、三分の一くらいしか聞き取れなかった。
p.15 小城あたりの訛言葉とはまた違うものの、いくらか見当がつく。
p.38 対馬の言葉です。モツ バル パリカヤス オドロク サカダツ ザザヌケ セイヒンカラヒン
p.40 府中の言葉遣いに慣れた見助にも聞き取りにくい物言いをした。豆酘 サザエーブク ジュッペー イソモン ケンガラ
p.46 テンゴウノカワ ばいさい おほてえ
p.49 早口と訛で理解できるのはわずかだ。
p.121 朝鮮の言葉なので、何を言われているのか一切分からない。[…]和語で「もうこはせめます」と言われて
p.171 和語ではない。聞き覚えのある朝鮮の言葉でもない。
p.173 独特の豆酘言葉 じょろけん
p.179 和語でも朝鮮の言葉でもない
p.374 都言葉も、見助には三分の一くらいしか理解できない

参考文献  
『くったんじじいの話』鈴木棠三(編) 未来社
『対馬南部方言集』柳田国男(編)、滝山政太郎(著) 国書刊行会


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