#author("2022-02-26T12:10:34+09:00","default:kuzan","kuzan") [[帚木蓬生]] [[日蓮]] 講談社文庫 上 //11 霜ふり (鯛) //16 入用《にゅうよう》 //24 読字と書字 //26 行法《ぎょうほう》 //33 腐った魚のように眠った //46 折紙(短い手紙) //47 文字を知らぬ自分 //49 学ぶのはあくまで仮名と、多少の漢字のみだ //61 干魚《ひざかな》 //73 本来なら、万はもっとむつかしい字を用いる 書き順はこうだよ //83 いろは歌 //96 下さっている //121 他国侵逼《しんぴつ》 //123 筵帆《むしろぼ》 //143 黄蝶《きちょう》 //144 血の海、屍の山 //148 目出鯛 //156 菜粥《さいがゆ》 //161 たいていの食い物が手にはいる。鎌倉の胃袋 //171 法華経は天竺で生まれ…… 月氏震旦 p.195 いつの間にか言葉の訛も鎌倉のものになっていた //212 いただかせてもらいます //218 道は右なりに //222 能化《のうげ》 所化《しょげ》 //230 露地 //260 かみすけじょうさかん //268 筆字 p.276 このあたりの訛ではなかった //293 二所詣 //298 濡れた衣をゆすぎ //302 見渡す限りの長浜 //304 一瞬一生 //319 大人びた丁寧な口調 //328 他国侵逼《しんぴつ》 //354 書けるのは仮名だけ //380 性根《しょうこん》入れて //401 舌鼓《したつづみ》 //403 櫓捌き p.404 訛が違って細部は聞き取れなくても //419 踏んでおられます //424 木沓《きぐつ》や草履の色あざやかさ //424 ひばりの声のように //425 //427 p.428 鎌倉や京都とも違う言葉遣いで亭主が訊いた。 //443 ちびった筆 p.460 先のちびた筆 //445 船客同士で交わされる会話で、見助が理解できるのは、二分の一くらいだろうか。宿屋のおかみの話も半分くらいしか分からなかった。 p.451 異人たちが交わす言葉は、どこか鳥のさえずりに p.452 耳にはいる会話に聞き入っているうちに、半分くらいは分かるようになった //454 男の口調は、いくらか丁重になっていた //459 訛のある言葉で女が言った //455 武家が正面 //464 これまでお前と呼ばれていたのが、そなたに変わっていた。 //473 高麗との交易が長いだけに、むこうの言葉が話せるものが多い p.473 奇妙な文字を阿比留氏は使っている。[…]おそらく高麗で使われている文字だと思うが[…]、漢字は難しいので下人たちが使う文字なのかも知れない。 //479 アオ北のあとは、アナゼになる。 下 p.8 口から出る言葉には訛があって、三分の一くらいしか聞き取れなかった。 //10 向後《きょうご》は p.15 小城あたりの訛言葉とはまた違うものの、いくらか見当がつく。 //19 阿比留の一族であれば、たいていの者は朝鮮の言葉を話す。 //26 豆酘 字画の多い割に〈つつ〉と読む //31 反故の紙背に書かれたものでなく、真っさらな紙に p.38 対馬の言葉です。モツ バル パリカヤス オドロク サカダツ ザザヌケ セイヒンカラヒン p.40 府中の言葉遣いに慣れた見助にも聞き取りにくい物言いをした。豆酘 サザエーブク ジュッペー イソモン ケンガラ p.46 テンゴウノカワ ばいさい おほてえ p.49 早口と訛で理解できるのはわずかだ。 //51 お畝《せまち》 //53 藻もじき //74 胸苦しくなる //75 男たちを皆殺し、 //84 おおいなるなげきすべしことぞかし //100 ねんよをかさねし候。 //110 悪口讒言《あっくざんげん》 //112 怖気《おじけ》ぶり //118 きかるるべし p.121 朝鮮の言葉なので、何を言われているのか一切分からない。[…]和語で「もうこはせめます」と言われて //126 アボジ チング ヤックンジャ クルタン //133 書状という言葉が見助に重くのしかかる 単なる書付の類 //135 ひとつばたご //146 つきし候。 //151 仮名ばかりで書くのは初めてだったろう //158 名島、荒津、百道原、麁原、今宿、西は今津まで p.171 和語ではない。聞き覚えのある朝鮮の言葉でもない。 p.173 独特の豆酘言葉 じょろけん p.179 和語でも朝鮮の言葉でもない //196 櫓漕ぎ一年、櫂三年、棹五年という言葉 //207 どうあがいても、文字にすれば、手で掬った水のように //210 わけと呼ばれる磯巾着 //212 石築地《いしついじ》[…]つきじといえば、 //219 箱崎から少し西に寄った息浜《おきのはま》 //225 破裂丸 //231 未補《みほ》になっている //235 御笠川と冷泉津《れいぜいのつ》の間 //243 博多近辺[…]もともと遊んでいる輩ですから //248 いしついじ //260 帰って来れない //265 とぶひ 初耳の言葉 //275 車立《しゃだつ》 //276 ヨイショ、オイショの大声で //282 雪模様 イソモン //286 口を尖がらす //292 旬日《しゅんじつ》 //297 指をねぶり //303 蓋井島《ふたおいじま》 //309 軽疾舟《けいしつしゅう》 //310 何かを読み上げるように言った //341 読めず、それが残念だった[…]読んでもらっても、その意味が分からない //343 //345 いよいよあきらかなり候。 //362 どこか自分に言い聞かせるような、馬場殿の口調 p.374 都言葉も、見助には三分の一くらいしか理解できない //388 行かれて下さい //403 攻めあぐんでいるところに //411 かきつけられし候。 参考文献 『くったんじじいの話』鈴木棠三(編) 未来社 『対馬南部方言集』柳田国男(編)、滝山政太郎(著) 国書刊行会