#author("2020-08-16T22:49:08+09:00","default:kuzan","kuzan") #amazon(406272216X, , ) >> 第一章 すべて値切つてなんぼ 看板・ネオン 町は歴史の積み重ね 12 「オモロイ」は最大のほめ言葉14 「大阪を代表するもの」 14 CM 「やってみなはれ」16 人間の弱さ、格好悪さも取り込む18 視点の低さが共感を 19 オマケ 「得した」と思わせる 大人も癒しを求めて マンションにもオマケ 25 サービス 人間ぼちぼちという関西意識26 まったく違うスタイル 27 アホになりきる 29 値切る 百戦錬磨の売り手もたじたじ 30 値切らないという東京流 32 買い物の達人34 百貨店 秀吉と家康の美意識の盖 35 東西のすさまじい対抗意識 38 「デパ地下」に大阪の町を凝縮 39 第二章 「タコ」をこよなく愛す 出汁 「こんな薄味が食えるか」 42 味の道の分かれ目43 関西風への傾倒黼 タコ 「土用のタコは親にも食わすな」46 「タコ食関西起源説」 49 「人とタコの共和国」 50 ソース あちらは醤油、こちらはソース 天ぷらにも卵焼きにもソースり‥ 「関西はソースにあり」54 鍋 フグは大阪が本流56 「土鍋幸福論」58 一つ鍋をみんなでつつく60 寿司 寿司は「江戸前」62 回転寿司は大阪生まれ 「世界の回転寿司」へ 立ち飲み 「ダークしょうか」66 店全体が相席68 「相互おせっかい主義」 おでん 庶民の喜び、悲しみの味 関東煮と関西おでん 72 練り物と煮込み物74 家庭料理 牛肉志向と豚肉志向75 風土の違いが味つけに差を77 朝食には温かいご飯とみそ汁78 お品書き 「キツネとタヌキ」80 「ぜんざいとしるこ」81 遊び心を大切にする関西気暫]83 第三章 漫才、落語はオモロイモン勝ち 落語 「違うもんでんなあ」86 東京の人情話、大阪の滑稽話 大阪はヤジ、東京はシーン 歌 大阪の有線から全国に火を 売れている曲より、売れそうな曲 ヘンなヤツを個性として認める 93 将棋 さかた さんきち せきね きんじ ろう 坂田三吉と関根金次郎95 理論将棋が進んだ分、没個性に 関西将棋復権のカギ 99 冒険 未知の世界を探検した冒険野郎100 「だから登るんだ」 101 規則にとらわれない自由さ 「第九」 「聴く」から「歌う」へ ”雷親父”にしごかれた 「第九」は忠臣蔵7 幽霊・お化け 素直に「怖い」といわない大阪109 東京より理屈っぽい m 東の有鬼論、西の無鬼論112 第四章 「トラ」はあほの象徴 高校野球 いざ、甲子園へ116 野球害毒論を斬る!・118 勝ち拔くのは至難の業 応援 阪神ファン抜きには語れない 巨人応援団の整然さ 絶叫、温もりのヤジ 水泳 ニッポン水泳の牙城127 指導者の圈が厚い 129 水質悪化の問題事 「女性の時代」 関西女性のイメージ 「血と涙、根性」 133 「主人」といわず「連れ合い」136 スポーツメーカー 一流選手を使って宣伝効果を 137 「ええもん、つくんなはれ」 139 商売の原点 141 第五章 ルール嫌いの大阪人気質 歩く 秩序感覚144 大阪は右、東京は左 145 「いらち」という活気 147 乗車マナー 「並ぶ」という言葉はなし148 大阪は「お願い」「呼びかけ調」 東京は周囲を気にする 152 駐車 「みーんな止めてるやないの」 違法駐車の実態156 二重駐車は東京でも158 私鉄 関東にない関西商人の思想 大きなお世話161 乗客のマナーが問題162 地下街 「大阪の下の大阪」164 地下街の魅力とは?166 地上の世界に活気と潤いを タワー こてこて文化のシンボル 「なんか元気が出てきた」 「景観論争」172 建築 東京以上の高層ビル密集地 歴史の重み175 「オモロイモノが好き」 アメ村 活気と猥雑さ178 「ええもんなら買うたる」 ″アメ村スピリッツ″ 銅像 東京三大銅像心 身近な忠犬と獅子 甲子園球場の「猛虎像」186 散髪屋 サロンの役割を期待 まったりとした切れ味189 「直ばさみ」は大阪から 190 第六章 東の「イキ」、西の「スイ」 大阪弁 「ネオ方言の時代」 生きた会話195 会話が弾む196 粋(イキとスイ) 「すぐれたもの、格好いいもの」 ムダがない、柔らかい 200 まったく違う着物の好み 見栄 食べる楽しみ 203 みんなに見せまんねん 204 体裁をつくろいたい 205 えべっさん 商売の神エビス様208 もっとも庶民に近い神209 懐の深さ、おおらかさ 21 寄付 天守閣の復興212 「生き金」を使うこと 寄付精神の真価216 色彩 赤、黒、白218 大阪のビルは元禄の色 東西の美しい色221 ※本書は読売新聞大阪本社版の夕刊に、二〇〇一年一月から二〇〇三年三月まで百十二回連載された「関西おもしろ文化考」より、大阪の話を中心に四十二回分を編集・構成したものです。 <<