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『暮しの手帖』第2世紀第10号
1971.2.1
pp.104-114


>入っている言葉の数が多くてもいい辞書とはいえない
新聞記事に出ている言葉はろくすっぽ入ってはいない
まいにちの暮しに関係ある言葉もずいぶん落ちている
いらない言葉は多すぎるし ほしい言葉は落ちているし
どうして何冊もある辞書がおなじ言葉でまちがうのか
百語に一語は全然まちがい 二十語に一語は説明足らず
国語は私たちみんなのもの みんなでもっとよい辞書を


岩波国語辞典 岩波書店
旺文社国語辞典 旺文社
角川国語辞典 角川書店
研究社国語新辞典 研究社
講談社国語辞典 講談社
明解国語辞典 三省堂
新選国語辞典 小学館
例解国語辞典 中教出版



 ●たいていは使う気づかいのない言葉
いいけつ、いえばえに、いくそばく、いざとし、いさらい、いたずがわし、いとどし、いなぶ、いますがり、いまそうず、いらなし、いららぐ、いろえ、いろと、いろね、いろも、いんじ、いんふたぎ、きえかえる、ききなす、きさ、きすぐ、きだはし、ぎちょう、きびわ、ぬなわ、ぬらん、ぬれど、もがも、もがり、ものはみ、ものもう、ももじり
 ●漢語で、このごろはあまり使わない言葉
依附、彝倫、陰森、陰晴、韻致、殞命、騏驥、剞劂.喟然、羈束、疑団、佶屈聱牙、虧損、譎詐、耆徳、九五、九折、九泉、九鼎大呂、撓埆、夾竿、翹楚、玉屑、曲庇、棋羅、耆老、濛気、門葉
 ●ふつうには要らないよみ方の言葉
異口同音(いこうどうおん)、一箇(いっか)、鋳鉄(いてつ)、隠密(いんみつ)、貴女(きじょ)、木炭(きずみ)、喫驚(きっきょう)、生ビール(きビール)、向後(きょうこう)、許婚(きょこん)、許多(きょた)
 ●一つずつ単独では使わない言葉
生き馬(生き馬の目を抜べ)、一卵(一卵性双生児)、一下(命令一下)、一籌(一籌を輸す)、一頭地(一頭地を抜く)、鷸蚌(鷸蚌の争い)、意馬(意馬心猿)、韋編(韋編三たび絶つ)、帰命(帰命頂礼)、九牛(九牛の一毛)、九仞・一簣(九仞の功を一簣に虧く)、急足(急足の進歩)、久離(久離を切る)、謹賀(謹賀新年)、金環(金環食)、抜き足(抜き足差し足)、盲亀(盲亀の浮木)、勿怪(勿怪の幸い)、沐猴(沐猴にして冠す)
 ●どちらか一つでよい言葉
言い争い・言い争う、言いかけ・言いかける、言い捨て・言い捨てる、いきみ・いきむ、居直り・居直る、いななき・いななく、聞き覚え・聞き覚える、着こなし・着こなす、縫い直し・縫い直す、塗りかえ・塗りかえる、燃えつき・燃えつく、申し付け・申し付け
る、申し開き・申し開く、持ち合い・持ち合う
 ●専門語、術語で、一般にはあまり使わない言葉
イドラ、移付、厭地、引赤、インベルターゼ、因明、恁麼、紀事本末体、檐制論、帰謬法、逆修、ギャラン、球果、休錘、驚風、行力、極流、極冠、切馬道、奇列、菫外線、銀元、近算、銀朱、近体、金分、モアゲージ、木活


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