#author("2022-03-22T11:35:40+09:00","default:kuzan","kuzan") [[松本清張]] 1959年 北海道新聞 推理小説(長編) 講談社文庫による p.22 大阪から転勤になった男で、[[大阪弁]]をちゃんぽんに使っていた。 p.76 談話筆記 p.199 悠長である。こういう時の[[大阪弁]]は、聞いていて苛立たしかった。思わず早いとこ云ってくれ、と怒鳴りたくなる。 p.225 ものの言い方も[[東京弁]]で、ハキハキしていました p.285 筆記しただけで、そのまま原稿になりそうだった。 pp.381-2 言葉は商人だから、至って丁寧でしたよ。そうでしたな、別になまりはなかったように思います」「いや。あの人はなまりがあったよ、あんた」また、横から女房が抗議をした。「ほう、どういうなまりですか?」 若宮は女房の方に向いた。「言葉は、東京弁ですが、[[アクセント]]が違います。わたしは、下町で生まれましたからね、そのへんは、東京弁かどうかわかるんです。奥田さんのなまりは、語尾がはね上がっています。そうですね、あの人は九州じゃないでしょうか?」「九州?」「よく似ているんですよ。うちの近所に、九州から来た人があって、その人のアクセントと、おんなじなんです」 //382 あなたの言葉を聞いていると、どうも九州くさいかあちらの生まれですか、と、聞いたのです。すると、奥田さんは、奥さん、よくわかりますね。わたしは九州じゃないが、あちらに友達を持っているので、自然に言葉か移ったのでしょうな、といいました」 //636 何気ない口調 //730 口調まで急いだ。