三宅米吉ほか「方言取調ノ主意」
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[[『文学博士三宅米吉著述集』]](昭和4年10月3日発行)pp.8...
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1917841/451
方言取調仲間の主意書(一枚刷)
人の世に処るや、同気相投じて群居するものなるが故に、其の...
言語学者は世界の言語を大別して十二種とし、この種を又許多...
我が日本の国語はチュラニヤンと称する一種の属する所の一族...
然るに王制古に復し封建の制跡を絶つに至り、人文日に進み、...
この言語の変化は吾が人民に便益を与ふること甚大なるべけれ...
方言を蒐集するの要は啻にこれに止らず。例ば其の変遷の土地...
これに由てこれを観れば方今我が国各地の方言を蒐集するは操...
方言取調仲間の約束
一 この仲間の目的は各地方の方言を集め併せて我が国語の現...
一 事務所は当分の内、東京下谷区練塀町十四番地とす。
一 仲間の事務を処弁せんが為、理事四人を置く。
一 有志の人は何人に限らず、仲間に入ることを得。
一 仲間の人は務めて方言を聚むることに尽力すべし。
一 仲間の入費は、当分有志者の寄附金にて弁ずべし。
一 各地方に世話掛を置き、其の地の方言の集め方の世話を依...
一 事業の模様は時々これを仲間の人々へ報告すべし。
一 方言の集りたる節は仲間一同の評議の次第により、これを...
一 この約束は仲間の協議によりて改正することあるべし。
仲間の務
一 方言に関する版本又は写本あるときは其の趣を理事に通知...
但其の費用は事務所にて弁ずべし。
一 自取り集めたる方言は成るたけ詳細なる解釈を附し、又及...
理事の務
一 理事は仲間より通知せる方言を取り集めて其の調べ方をな...
一 理事は書信の往復等を司り又仲間の費用の受け払ひをなす...
一 理事は仲間に属する所の所有品を預り保つこと。
一 書籍を借り受けたるときは其の証書を理事より出すべきこ...
一 理事は時々仲間の事業の報告をなすべきこと。
一 理事は仲間の事業を処弁する為毎週一度集会すべきこと。
世話掛の務
一 世話掛は其の地方にありて理事の務を補佐すること。
一 其の地方にて仲間を募ること。
明治十八年四月
[[方言取調仲間]]理事
[[三宅米吉]]
[[辻敬之]]
[[湯本武比古]]((人類学雑誌には見えず))
[[岡村増太郎]]
*『東京人類学会報告』 [#i8d762ce]
1巻8号
pp.167-168
1886 年
「方言取調ノ主意」
https://doi.org/10.14844/ase1886b.1.167
終了行:
[[『文学博士三宅米吉著述集』]](昭和4年10月3日発行)pp.8...
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1917841/451
方言取調仲間の主意書(一枚刷)
人の世に処るや、同気相投じて群居するものなるが故に、其の...
言語学者は世界の言語を大別して十二種とし、この種を又許多...
我が日本の国語はチュラニヤンと称する一種の属する所の一族...
然るに王制古に復し封建の制跡を絶つに至り、人文日に進み、...
この言語の変化は吾が人民に便益を与ふること甚大なるべけれ...
方言を蒐集するの要は啻にこれに止らず。例ば其の変遷の土地...
これに由てこれを観れば方今我が国各地の方言を蒐集するは操...
方言取調仲間の約束
一 この仲間の目的は各地方の方言を集め併せて我が国語の現...
一 事務所は当分の内、東京下谷区練塀町十四番地とす。
一 仲間の事務を処弁せんが為、理事四人を置く。
一 有志の人は何人に限らず、仲間に入ることを得。
一 仲間の人は務めて方言を聚むることに尽力すべし。
一 仲間の入費は、当分有志者の寄附金にて弁ずべし。
一 各地方に世話掛を置き、其の地の方言の集め方の世話を依...
一 事業の模様は時々これを仲間の人々へ報告すべし。
一 方言の集りたる節は仲間一同の評議の次第により、これを...
一 この約束は仲間の協議によりて改正することあるべし。
仲間の務
一 方言に関する版本又は写本あるときは其の趣を理事に通知...
但其の費用は事務所にて弁ずべし。
一 自取り集めたる方言は成るたけ詳細なる解釈を附し、又及...
理事の務
一 理事は仲間より通知せる方言を取り集めて其の調べ方をな...
一 理事は書信の往復等を司り又仲間の費用の受け払ひをなす...
一 理事は仲間に属する所の所有品を預り保つこと。
一 書籍を借り受けたるときは其の証書を理事より出すべきこ...
一 理事は時々仲間の事業の報告をなすべきこと。
一 理事は仲間の事業を処弁する為毎週一度集会すべきこと。
世話掛の務
一 世話掛は其の地方にありて理事の務を補佐すること。
一 其の地方にて仲間を募ること。
明治十八年四月
[[方言取調仲間]]理事
[[三宅米吉]]
[[辻敬之]]
[[湯本武比古]]((人類学雑誌には見えず))
[[岡村増太郎]]
*『東京人類学会報告』 [#i8d762ce]
1巻8号
pp.167-168
1886 年
「方言取調ノ主意」
https://doi.org/10.14844/ase1886b.1.167
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