詞の玉橋
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[[富樫広蔭]]
>http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/26337707.html>
詞の玉橋 ことばのたまはし 語学書 二巻
【著者】富樫広蔭
【成立】文政九年十二月成る。弘化三年四月訂正。
【刊行】明治二十四年。
【内容】主として、活用係結の事を研究もたものである。初め...
さて本文に入つて、国語は「言」「詞」「辞」の三種に分類す...
(一)「言《こと》」とは世間のあらゆる物事を言ひ分つ音で、...
(1)形言(物の形を指別つ語、月・花・山・雪等)。
(2)様言(物の様を指別つ語、物・事・是・故等)。
(3)居言(詞の韻を言ひ居《す》ゑたもの。謡・宿《やどり》・...
(4)略言(詞の韻を略したもの。歌.長《なが》・宿《やど》等)。
(5)合言(春日.秋風等)
これである。
次に、(二)詞は万物の有様働きを言ふ語で、世に用言と云はれ...
(1)四韻詞(旧名四段活)。
(2)一韻詞(奮名一段活)。
(3)伊紆韻詞(旧名中二段活)。
(4)衣紆韻詞(旧名中二段活)。
以上四種は正格の活用。
(5)変格詞(加行、佐行、奈行、良行の変格)。
(6)雑音詞(久活及び志久活)
この六種である。
次に(三)辞《てにをは》とは物事について思ふ意象《こゝろ》...
(1)動辞(活用する手爾波。助動詞に当る)と、
(2)静辞(活用せざる手爾波。現在の文典で云ふ手爾波)
とがあると云ひ、これ等の一々について説明してゐる(以上上巻...
下巻には上巻の説明の足らざるを補ひ、又一般に文法上誤り易...
【価値・影響】本書に於て注目すべきは、品詞の分類である。...
が、「言」「詞」「辞」と云ふ大綱を立てた点に於て勝れてゐ...
【末書】堀秀成著 「蘿鬘《ひかげのかづら》」(別項)
【附記】広蔭には「詞八衢捷径 詞玉緒統括 辞玉襷」と題する...
のである。 , 〔亀田〕
<<
>http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokai...
ことばのたまはレ
詞の玉橋 二巻 富樫廣蔭《トガシ 》
言語の分類、語尾の變化、てにをはの調へ等を示せり、文政...
◎富樫廣蔭は鬼島と稱し、言幸舎といふ。明治六年癸酉〔二五三...
<<
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaid...
>>
詞の玉橋 二巻二冊(或は一冊)
文政九年[[富樫廣蔭]]著。弘化三年改正、明治廿四年刊。主...
【末書】
* 「[[蘿蘰]]」、[[堀秀成]]著。別頃多照。
【参考】
* 「詞八衢捷徑 詞玉緒統括/[[辭玉襷]]」[[富樫廣蔭]]著...
(亀田次郎「国語学書目解題」)
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小林賢次「富樫広蔭自筆本並びに自筆書入本『詞玉橋』につい...
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[[富樫広蔭]]
>http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/26337707.html>
詞の玉橋 ことばのたまはし 語学書 二巻
【著者】富樫広蔭
【成立】文政九年十二月成る。弘化三年四月訂正。
【刊行】明治二十四年。
【内容】主として、活用係結の事を研究もたものである。初め...
さて本文に入つて、国語は「言」「詞」「辞」の三種に分類す...
(一)「言《こと》」とは世間のあらゆる物事を言ひ分つ音で、...
(1)形言(物の形を指別つ語、月・花・山・雪等)。
(2)様言(物の様を指別つ語、物・事・是・故等)。
(3)居言(詞の韻を言ひ居《す》ゑたもの。謡・宿《やどり》・...
(4)略言(詞の韻を略したもの。歌.長《なが》・宿《やど》等)。
(5)合言(春日.秋風等)
これである。
次に、(二)詞は万物の有様働きを言ふ語で、世に用言と云はれ...
(1)四韻詞(旧名四段活)。
(2)一韻詞(奮名一段活)。
(3)伊紆韻詞(旧名中二段活)。
(4)衣紆韻詞(旧名中二段活)。
以上四種は正格の活用。
(5)変格詞(加行、佐行、奈行、良行の変格)。
(6)雑音詞(久活及び志久活)
この六種である。
次に(三)辞《てにをは》とは物事について思ふ意象《こゝろ》...
(1)動辞(活用する手爾波。助動詞に当る)と、
(2)静辞(活用せざる手爾波。現在の文典で云ふ手爾波)
とがあると云ひ、これ等の一々について説明してゐる(以上上巻...
下巻には上巻の説明の足らざるを補ひ、又一般に文法上誤り易...
【価値・影響】本書に於て注目すべきは、品詞の分類である。...
が、「言」「詞」「辞」と云ふ大綱を立てた点に於て勝れてゐ...
【末書】堀秀成著 「蘿鬘《ひかげのかづら》」(別項)
【附記】広蔭には「詞八衢捷径 詞玉緒統括 辞玉襷」と題する...
のである。 , 〔亀田〕
<<
>http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokai...
ことばのたまはレ
詞の玉橋 二巻 富樫廣蔭《トガシ 》
言語の分類、語尾の變化、てにをはの調へ等を示せり、文政...
◎富樫廣蔭は鬼島と稱し、言幸舎といふ。明治六年癸酉〔二五三...
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http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaid...
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詞の玉橋 二巻二冊(或は一冊)
文政九年[[富樫廣蔭]]著。弘化三年改正、明治廿四年刊。主...
【末書】
* 「[[蘿蘰]]」、[[堀秀成]]著。別頃多照。
【参考】
* 「詞八衢捷徑 詞玉緒統括/[[辭玉襷]]」[[富樫廣蔭]]著...
(亀田次郎「国語学書目解題」)
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小林賢次「富樫広蔭自筆本並びに自筆書入本『詞玉橋』につい...
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